みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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南区六ツ川の「モンゴリアンカフェ フフ・フレグ」でモンゴリアンランチ

 

文明開化の街・横浜には、世界各国からいろいろな美味しいものが集まっています。

 

今回紹介するのは南区の六ツ川というところ。最寄駅は京浜急行の弘明寺駅ですが、歩いて20分くらいかかります。

 

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そのお店の名は、「モンゴリアンカフェ フフ・フレグ」さん。

 

「フフ・フレグ」(ᠬᠤᠭᠤ ᠹᠯᠡᠭ ←本来は縦書き)とはモンゴル語で青い馬を指すとの事ですが、言葉的には「青い旗」のような気もします。モンゴル語って難しい!

 

そして、店頭にはモンゴルで伝統的な縦書きモンゴル語で店名が表されているのも面白いですよね。


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10年ほど前までは、横浜市でも関内などに数軒のモンゴル料理店さんがありましたが、すべて閉店してしまったことによりモンゴル空白地帯となっていた横浜市。

 

そんな横浜市にオープンされた「フフ・フレグ」さん、いったいどんなお店なのでしょうか。


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この「フフ・フレグ」さんは駅からは離れているけれど、おそらく横浜市唯一のモンゴル料理のお店。

 

色々なランチメニューもあり、店頭に飾られた看板を見ると聞いたこともないような珍しいメニューにワクワクします。


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さっそく店内におじゃましまーす!

 

スタッフさんに声をかけて写真を撮ると、身を隠すどころか笑顔でポーズをとってくれる朗らかさ。

 

このスタッフさんはモンゴルの首都・ウランバートルから少し離れた郊外の出身の方で、5年ほど前に来日されて現在は日本語もペラペラなので安心して会話が楽しめました。


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店内はテーブル席とカウンター席。木のパズルのモンゴル地図が飾られています。

 

みうけんは左端にある辺境のバヤンウルギー県に特別な思い入れがあるのですが、その話はまた次回に(笑

 

店内は土足禁止です。入り口でスリッパに履き替えましょう!

 

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今回はカウンターにお邪魔しましたが、カウンターに置かれている調味料もモンゴル語です。

 

先ほど記述した縦書きモンゴル語は伝統的な字でしたが、ロシアがまだソ連だった頃にソ連と同じキリル文字に改めたモンゴル。

 

現在でも多くの表記をキリル文字に頼っていますが、古語の復興運動などもあるようです。


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さて、主に移動してばかりの遊牧民族・モンゴルの人たちは、普段どんな食事をされているのか。

 

伝統的には鍋と雪解け水と火、そしていつも横にいる家畜さえあればできたチャンサン・マフ(骨付きの羊を塩水で煮込んだだけの料理)や乳製品が多かったようですが、現在は小麦粉なども生活に取り入れられているようです。

 

◆フーシュルランチ(1200円)

 

フーシュルとは、小麦粉の生地で挽き肉や叩いた肉を包んで、揚げるか焼くかしたもの。

 

モンゴルでは一般的な食事であり、家庭の数だけレシピがあると言われているようです。


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まずはスープからいただきまーす。

 

豆と牛肉のスープまたはベジタブルチャウダーから選べますが、今回は豆と牛肉のスープをチョイス。

 

具材は小豆のような小さな豆と細かなお肉が入っており、コンソメのような濃厚な味わいで食欲をそそります。


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サラダはシャキシャキでフレッシュ、量も多くて食べ応えがあります。

 

モンゴルではサラダを食べる習慣があまりないとのことで、これは日本人向けといったメニューでもあるのでしょう。


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メインとなるフーシュルは5種の中から選べます。

 

マトン・ビーフ・チーズ・マトンキムチ・ベジタブルの中から1種類、2個がついてきます。

 

今回はマトンをチョイスしましたが、モンゴルといったらマトンかチーズな気がしますねぇ。


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箸で持ち上げてみると、けっこう大きくてズッシリと重量感があります。

 

巨大な餃子を揚げ焼きしたようなもので、表面はテリテリと焼けて実につややか。


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ガブッとかぶりついてみると、むっちりな皮の中にしっかりとお肉が詰まっています。

 

少し荒めの挽き肉を練って、小麦粉の皮で包んだのでしょう。噛むごとにお口の中にお肉の旨味がジュワジュワと溢れ出して、これはお肉を食べている満足感がすごいですねぇ。


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スープ、サラダ、そしてこのフーシュル2個でけっこうお腹いっぱいになりました。

 

油で揚げ焼きしてあるので、余計にガッツがあるのでしょう。

 

ワンドリンクはコーヒー、オレンジジュース、モンゴリアンティーから選べるので、今回はモンゴリアンティーをチョイス。


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このモンゴリアンティーが酸味を感じる不思議な味で、食後に飲むとお口がスッキリします。

 

スタッフさんに、これはどういうお茶なんですか? と聞いたら日本のコブ茶に似ているんだとか・・・うーむ。

 

お願いしてパッケージを見せていただきましたが、スーテーツァイというらしいです。

 

インターネットで検索すると「茶葉を発酵させたもので、通常は牛乳やラクダなどの乳と塩を加えて飲む」のだそうですが、なるほど中国茶に似ているような似ていないような・・・こればかりは、読者の皆様に実際にお確かめいただく他ないようです。


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◆◇◆後記◆◇◆

 

今回利用させていただいたのは、南区六ツ川のモンゴリアンカフェ「フフ・フレグ」さん。

 

店内にはモンゴル国旗や馬頭琴、モンゴルの地図などが飾られてモンゴル文化に触れることが出来ます。

 

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スタッフさんもニコニコと朗らかで優しく、お料理もシンプルながら満足感の高いもの。

 

中華や韓国、インド料理やタイ料理も楽しいですが、たまには横浜でも稀有な「モンゴル料理」を楽しまれてはいかがでしょうか?

 

お試しを!

 

 

再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい

 

 

【ほしいものある?】

※食べログでは表示されません

 

★☆食べログもごひいきに願います☆★

 

モンゴリアンカフェ フフ・フレグアジア・エスニック / 弘明寺駅(京急)弘明寺駅(横浜市営)井土ケ谷駅
昼総合点★★★★ 4.2

 

 

 

 

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