この日は花の都の東京へ。
ギロッポンの駅を降りて、森アーツ美術館へ向かう途中にある焼肉屋さんへやってきました。
そのお名前は「#ヒロキヤ六本木」さんで、やたら目立っている磯丸水産さんの上にあるので分かりやすいです。
派手派手な外観のビルにあるから、きっと内装も賑やか・・・! と思いきや、白と黒を基調とした落ち着いた店内。
余計な装飾を施さずに徹底してシンプルにこだわった大人の空間で、来るたびに「ああ、これこれ!」とホッとする雰囲気です。
さて、こないだInstagramを見ていたら「#ヒロキヤ六本木」さんにて「飲める牛丼」なるランチを始められたという・・・。
飲める牛丼? どういうワケ? とすごく気になっていたんですがInstagramで動画を見ていたら、ものすごく美味しそうだったので久々にやってきた次第です。
まずはメニューを見ると、まぁランチもいろいろあるわけですね。
ベーシックな焼肉定食、飲めるユッケ丼などなど。その中から狙いを定めるは、もちろん前述した「飲める牛丼」です!
この「飲める牛丼」は1日の限定20食という実にプレミアムかつ、出来る限り原価ギリギリを攻めた逸品。
・Sサイズ(1800円)
・Mサイズ(2300円)
・Lサイズ(2800円)
と3種類のサイズがあり、スープとサラダもついてくる豪華仕様で、ライスの大盛りは200円プラスです。
では、思い切ってLサイズ! ・・・と言いたいところですが、寄る年波には勝てないのでMサイズでお願いします!
しばらく待ってドドーーーんと出てきた牛丼・・・おおー、まるで生じゃー!
これはすごい。まるでしゃぶしゃbれ(興奮して滑舌悪し)で使うようなハイスペックランクのお肉がギッシリと。
お肉の焼き加減が選べるという事で、今回はオススメの「レア」でお願いいたしました!
丼に紅いお肉がバエますが、ご飯が全く見えないほどビッシリと覆いかぶさっており、真ん中にはツヤッツヤな卵黄ちゃん。
聞いてみると、「飲めるくらいに軟らかい」から「飲める牛丼」なんだとか・・・なるほろ。
さらに、生かと思っていたら厳選のA5和牛を絶妙な火加減でロゼ色に仕上げた逸品だそうで、ただ生ってわけでもないんだそうです。
まぁ、何はともあれスープで胃を温めてからお肉に挑みましょう!
スープはふんわりとした玉子スープで、飲むごとに五臓六腑に優しく染み渡る温かさと、力強いコク。
サラダはミニサラダで、シャッキシャキなレタスに爽やかなドレッシングが効いています。
スープとサラダで、もうすっかり胃のエンジンはフルスロットルに!
では、さっそく牛丼へ向き合いますが・・・みうけんも半世紀近い人生、いったい何杯の牛丼を食べてきたか分かりません(笑
しかし、こんなにツヤツヤ・トロトロ・プルンプルンに輝く牛丼は生まれて初めてかも。
卵黄とタレを絡めていただくと、うーーーーーーむ。
お口の中から全身までトロットロになれる、シルキーかつミルキーな食感。
お口の中で転がすたびに体温でトロけていき、なるほど飲める牛丼か・・・たしかにこの軟らかさは飲めてしまうわ。
卵黄をしっかりまとったお肉さん、お口の中に入れるたびにホロホロと崩れていくヨロコビったら、もう。
完全に生ではなく火入れをしているそうですが、これはユッケなどの生肉が大好きな人には絶対にたまらないでしょう。
何を隠そう、みうけんも大好きです!
ご飯はたっぷり入っており、やっぱり焼肉屋さんと豚カツ屋さんのご飯って美味しいなと思います。
そこにガッツリとタマネギが入り、タレが染みているのでよりチカラ強い味わいに。
たっぷりのトロトロな肉に、甘い卵黄と甘いタマネギと牛丼のタレをまとわせて、ご飯と一緒にお口に放り込む瞬間。
嗚呼、こんなシアワセがあって良かったのかと思えるほどの悦びです。
これはたくさん食べる方なら、Lサイズでもいいかもね。
個人的にはMサイズでも充分でしたが、「もっと食べたかったなぁ」と後悔するのであれば「食べ過ぎてお腹苦しいわ〜」と後悔する方がシアワセだと思いつつ、最後の一口を噛み締めたのでした。
◆◇◆後記◆◇◆
かくして、あまりの美味しさにペロリと平らげてしまったゴーカな一杯。
ちょっと贅沢なランチとなりましたが、その価値は充分にあったと思います。
六本木で美味しいトロトロ肉でご飯を楽しみたい時、「#ヒロキヤ六本木」さんはオススメです。
お肉の質はもちろん、ランチもお酒も充実しているのでついついリピートしてしまうお店です!
お試しを!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【ほしいものある?】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★