原チャリのって、春を求めてチャリチャリとツーリング。
この日は花咲き誇る三浦半島にやって参りました。やはり三浦半島は原付ツーリングには最高の場所!
せっかく来たので、たまには美味しいお昼を堪能して行くべ。
と、やってきたのは三浦半島の松輪にある「海の幸 畑の恵 ぼーめん」さん。
この辺りは一面にキャベツ畑が広がりますが、その一方で漁師さんや釣り船の街でもありましてね。
三浦半島に限ったことではないですが、この辺りでもそれぞれの家を屋号で呼ぶ習慣があるそうです。
ここは「棒面丸」から「ぼーめん」。
店内はキレイで駐車場も完備と、いかにも観光客向けのお店ですが、観光客だからいいのさ!
こうして旅先に少しでもお金を落とすのは、良いことです。
◆ぼーめん定食(1600円)
このお店一番の人気メニューで、日替わりの漬け丼とフライが両方楽しめるゼイタクな逸品。
もちろんお魚は地元の地魚が使われており、どこから持ってきたか分からないサーモンなどはありません。
まずは、何はともあれお味噌汁からですよね。
アッツアツで出汁がしっかりと効いているお味噌汁は、ワカメが具材。
これが地元で採れた貝とかカジメとかキャベツとか大根とかだったら、もっと嬉しいよね。
形が悪くて捨ててしまう大根などは、こういうところで活用してほしいなと思うのです。食べ物は大切にしようぜ!
冷奴も、まぁ箸休めとして。これは近くに豆腐店がありますね。もしかして、そこから?
そこらへん、ちゃんと聞いておけばよかったです。
箸休めなんだから最初から食うんじゃねぇ。って言われそうですが、美味しかったです。
この日のフライはアジとイナダで、もちろんアジは美しく開かれています。
お野菜もしっかりとついて、個人的にはこれだけでも立派なごちそうですよ。
自家製のタルタルも付いてくるのが実に嬉しい!
たっぷりとつけていただくと、サックサクあっつあつのアジフライにトロッとコテッとまとわるタルタルの相性がよくて、これはいくらでも食べられてしまうわ!
イナダもふっくらで下味もしっかりついており、魚の旨味もしっかりで美味しいです。
もちろんソースや醤油も準備されていますが、個人的にはそのままでも十分に美味しい。
日替わり漬け丼、この日はマダイ・クロダイ・スズキ・タチウオ・なめろうというラインナップ。
ここでバエを狙ってイクラだのウニだの載せださないのが、実に良き。
なめろうはいつ食べても美味しい逸品で、そのあまりの美味しさに皿まで舐めてしまうのが名前の由来だというのもうなずけます。
これさえあれば、ご飯だってお酒だっていくらでもイケてしまうこと間違いなし!
ご飯はお刺身に相性が良い、硬すぎず軟らかすぎずの良い食感。
量もしっかりあって食べ応えもしっかりで、これは充分にお腹いっぱいになれる量です。
漬けは肉厚でプリッとシャクッと、良い食感です。
白身魚が多くてタンパクかなと思いきや、もともと旨味がしっかりな魚を多用されているので食べ応えも充分。
これだけで味がついているので、醤油をかけなくても大丈夫(普通の人はかけるかも)。
付け合わせの大葉も香り高くて美味しく、大満足の一食となりました。
◆◇◆後記◆◇◆
三浦半島はお魚が美味しいところですが、そのお店は多くは三浦海岸周辺か三浦三崎に集中しています。
この「ぼーめん」さんは、公共交通機関ではちょっと不便なところにありますが、美味しい地魚をいただける穴場なのでお気に入りのお店。
店内にはカウンターとテーブルがあり、お一人でも通いやすいのが嬉しいです。
お店の庭にはスクリューがブン投げられている(飾られている?)のも面白いですよね。
三浦半島の南東の果て、松輪の「海の幸 畑の恵 ぼーめん」さんは個人的にお気に入りのお店です。
お試しを!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【ほしいものある?】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
海の幸 畑の恵 ぼーめん (食堂 / 三浦半島その他)
昼総合点★★★☆☆ 3.8