行きつけのガチ中華屋さんで、いつも気になっている「麻辣醤大骨」。
「麻辣醤大骨」は「マーラージャンターグ」と読んで、肉がついた豚骨を煮込んだもの。
両手に持ってガブガブッとかぶりつく、豪快な料理です。
でも、いっつも‼︎ いっつも‼︎ いっつも‼︎ いっつも‼︎ 品切れなんですよね( *`ω´)
ならば、自分で作るっきゃない。
と言うわけで、カムジャタン用の骨を水にさらして余分な血を抜きます。
肉屋で売ってる出汁用の豚ガラでもいいんだけど、ほとんど肉がないので淋しいですよね。
「肉のハナマサ 港南台店」ではカムジャタン用の骨が売られていて、肉がけっこうついているのでオススメ。
血抜きをしたら、いっかい水を変えてから茹でこぼし、骨を冷水で流し洗いして臭み取りをします。
こっから調味料を足して、グツグツグツグツ煮込んでいくだけの簡単な料理ですよ。
所詮は骨なので、コストパフォーマンス的にも素晴らしい!
調味料は、コレといった決まりはなくて色んなレシピがあります。
姜葱油、鎮江香醋、老抽王、豆板醤、八角、花椒、ローリエなど、どこの家庭にもあるような(!)調味料でオーケー。
油を熱して、豆板醤を炒める! 香りが出たら、全部ぶち込んで炒めます。
この炒める過程が実に大切です。豆板醤は炒めるものだからね。
換気扇つけないと、かなりムセるから注意な!
炒めたものを鍋に入れて、グツグツ煮ます。
途中で味が足りないので、老抽王を追加。
弱火で煮込むこと、5時間くらいかな。
ずっと見ている必要はなく、ずっと放ったらかしです。
フタをしてれば早く煮えるし、無駄に水分が飛ばないので汁も保持されて、肉も乾かずにしっとり。
で、完成。
だいぶ汁も煮詰められて、濃ゆくなっています。
その中から救い出したる、トロトロに煮込まれた骨。
手に持ってズッシリ、この時ばかりは手と顔の汚れを気にせずにかぶりつきましょう。
お店で食べるものはパサッとしている事が多いけれど、これはジューシーで我ながらウマし!
やはりカムジャタン用の骨が正解です。
お肉がたっぷり入っていて、なかなか食べ応えありますね。
味もピリ辛と酸味、甘味、塩気に醬のコク、いろいろ混ざった上に八角がほのかに香って美味なるかな。
◆◇◆後記◆◇◆
今回、なかなか美味しく出来た「麻辣醤大骨」。
あまりに美味しくて、結局は子供たちにほとんど食われてしまいましたよ。
なかなか食えないから、自分で作ったんだけどなぁ。
それでもお店で食べるより安いし、当たり前だけど自分の好みで味付けができるから、今度は骨を3倍の量買ってきてたっくさん作ろうっと。
ちなみに、煮汁はとっといてウドンにかけて食べると、なかなかウマいよ。
健康に悪そうだけどな!
お試しを!
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