暑い夏だからこそ、しっかりとスタミナをつけて乗り切りたい・・・
そんな時には、なんと言っても「お肉」だと思います!
今回紹介するのは、アメリカンサイズのビッグなステーキが食べられるオシャレなお店。
そのお店は、ハマっ子の聖地・赤レンガ倉庫にあります。
夕暮れの照明に映える赤レンガ倉庫は、背後に大型客船や海上保安庁の巡視艇をしたがえて、またみなとみらいの夜景ともマッチして横浜の原風景とも呼べる光景を見せてくれていました。
今回のお店は、赤レンガ倉庫2号館の3階にある「Re:Wharf」さん。
入り口からは中の様子がうかがえず、ちょっとドキドキ。
その重厚な雰囲気を醸し出すのは明治末期から大正初期にかけられて「近代国家日本」の模範倉庫として作られ、令和の時代まで100年をこえる時の移り変わりを眺めてきたレンガたち。
入り口に待機されていたスタッフさんに予約していた旨をお声がけすると、さっそく案内してくださいました。
入り口から客席までは、まるで豪華客船の中に迷い込んでしまったのではないかと思える重厚な通路。
店内は、赤いクロスがシャンデリアの灯りに映える落ち着いた空間です。
正直、毎日のように通りかかっている赤レンガに、こんなスペースがあったとは驚きです。
この日はまだ時間も早かったので、席の埋まりは3分の2くらい。
比較的人が少ないエリアを狙ってパチリ。
客席にはいくつかのタイプがあり、ボックスタイプの席やパーティースペース、テラス席やバーカウンターなどさまざま。
結婚式の2次会などの利用としても、仲良し同士のデートや会食にも、いろいろな利用方法がありそうですよね。
◆コンタディ・カスタルディ・フランチャコルタ・ブリュット(1800円)
イタリアの中でも三つ星レストランや五つ星レストランで珍重されている、コンタディ・カスタルディ。
輝くような澄み切った色合いの中に、いつまでも続くきめ細やかな泡が食欲ををそそります。
スッと香るフルーティさの中に、柑橘を感じさせるような新鮮な香り。
これはまさに食前酒と呼ぶにふさわしく、 空腹のエンジンを勢いづかせてくれます。
◆Re:Wharfサラダ(2500円)
9種類のスパイスを効かせたコブドレッシングで、新鮮なお野菜をからめた逸品。
ベーコン、パプリカ、キュウリ、セロリなどのお野菜がたっぷり入っています。
トロッとしたドレッシングの中に、たっぷりと入ったシャキシャキのお野菜たち。
セロリの香りとパプリカの甘み、キュウリの爽やかさが一体となって、まさに「夏に涼しいサラダ」でした。
◆シーフードプラッター(2名分:9900円)
ロブスター、ブラックタイガー、タラバガニが殿様盛りされた豪華なプレート。
うーむ、余は満足じゃ!
ソースはカクテルソース・スイートチリソース・レモンがついています。
個人的には南国を感じるスイートチリソースとレモンの組み合わせが好みですねぇ。
ロブスターは、大きなものを縦割りにしているので、1人2分の1尾というゼイタクさ。
尻尾の部分はもちろん、ハサミの部分も食べやすいようにカラが切られていて、調理スタッフさんの丁寧さを感じます。
裏側から見ると、ブラックタイガーで作られたハート!
このようなちょっとした心遣いが、実にニクい!
プリッと軟らかく、旨味がたっぷりと詰め込まれたハサミの部分。
大きさ的にも食べやすくて、手づかみでワイルドにかぶりつけば、まさに「海の幸」と言うべき深ウマな味わいです。
シャグッ、シャグッとした食感がよく、あふれんばかりの旨味があふれる尻尾のぶぶん。
殻は唐竹割りにしてあるので、身も取りやすくてプリッとはがせました。
写真に写すと大きさが分からなくなりがちですよね。
この1切れを食べるのに4口くらいに分けて食べるボリューム感です。
タラバガニはほぐし身にされて、レタスのお皿に盛り付けてありました。
これもまた細かな心遣いなのが嬉しいですよね。
レタスの葉っぱでそのまま巻いて、チリソースをチョンチョンしてパクリ。
うーむ、お口じゅうに広がるカニさんの美味しさは格別です。
ブラックタイガーはスーパーなどでもよく見かける名前ですが、ここまで大きなものはなかなかありません。
しっかりとボイルしてあり、この身に旨味がしっかりと閉じ込めてあります。
プリッといただけば、シャクプリな食感。
その中からあふれる、エビならではの力強い味わいがたまりません。
◆ボーグル・オールドヴァイン・ジンファンデル(1800円)
アメリカで赤ワインの定番、ボーグル。
まさに赤ワインの中の赤ワイン、というべき印象的な色合いをしています。
どことなくスパイシーさを感じるテイストで、しっかりと脂のあるお肉に合いそうな味わい。
お肉料理のお店でこのワインをメニューに入れるということに、このお店のセンスを感じます。
◆USプライムビーフTボーンステーキ(2名分:23000円)
ジュージュー言いながら、油をはぜつつやって来た豪勢な一皿。
お皿ごと800度の熱で熱して焼き上げたという、USプライムビーフのTボーンステーキです。
焼き加減はミディアムレアで、厚みもしっかり。
あらかじめ綺麗に切り分けられてくるので、食べやすいのもいいですねぇ。
付け合わせに、マッシュポテト。
右手にはほうれん草のクリームスピナッチ。
マッシュポテトはよく食べる味ですが、ほうれん草のクリームスピナッチはほうれん草の野生味あふれる美味しさがたっぷりで、個人的には大好きな味わいです。
肉質もよく、ナイフもフォークもスッと通り、切り分けるたびに断面から溢れる肉汁!
見た目の美しさもさることながら、切るだけで分かる肉質の良さがたまらなく嬉しいです。
サーロインの部分は、脂と赤身のバランスがすごく良くて旨味が深いです。
牛肉のロインという部位があまりに美味しいので、貴族称号である「サー」がついてしまったという、価値のあるお肉です。
フィレはしっかりとした赤身なのに、その軟らかさは特筆すべきもの。
噛むごとにお口の中に溢れ出す甘みとうまみは、フィレ肉ならでは。
そもそも、このフィレ肉じたいがすごくプレミア高いですよね。
サーロインに並ぶ希少部位で、まさにお肉の最高峰と呼ばれるだけあります。
全体に塩がしっかり振ってあり、味つけもちょうど良い。
ソースや塩胡椒もあるにはあるんですが、個人的にはこのままの肉の美味しさを活かした食べ方が一番美味しいなと思います。
◆◇◆後記◆◇◆
お肉、海鮮ともにその美味しさは折り紙付きの「Re:Wharf」さん。
お料理の味もさることながら、何と言っても立地、雰囲気、接客、どれをとっても素晴らしいお店です。
高級店なので値は張りますが、食べれば納得の美味しさ。
他にもいろいろなお料理があり、お得なコースなどもあるので利用しやすいお店です。
大切な方と、大切な時間をすごすかけがえのないひととき。
ぜひとも、ここ「Re:Wharf」さんで美味しい海鮮やお肉をつまみながら、厳選されたワインを傾ける極上の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
お試しを!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
再訪希望値:★★☆ 機会があれば
再訪希望値:★☆☆ 他になければ
再訪希望値:☆☆☆ もういいかな
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
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★☆食べログもごひいきに願います☆★