みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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台東区上野の「焼鳥 刻鳥」で【豪華】刻鳥コース

 

今回妻ちゃんとやってきたのは、JR御徒町駅・地下鉄上野広小路駅からすぐ。

「焼鳥 刻鳥」さんです!

 

 (*´ω`*ノノ☆ パチパチパチパチパチパチ ★

 

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このお店は、ミシュラン獲得店の焼き師が厳選した銘柄鶏だけを使った銘店。

焼き師さんが自ら丁寧に焼き上げる大ぶりな焼き鳥と、和洋折衷の創作鶏料理が美味しいお店です。


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店内はカウンターとテーブル2卓。

カウンターは狭いからと敬遠される方もいますが、個人的には落ち着くのでカウンターは「推し」です。


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この「刻鳥」さんで、特に面白いのが、カウンターの椅子です。

肘掛けがそれぞれ片方にしかないので、つなげれば2人の距離もグッと近くなって、カップルさんには絶対にオススメ!!


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そんなわけで、ここ「刻鳥」さんのカウンターは広々としていて、ストレスがないんです!

そして、焼き師さんが目の前で煙にまかれながら、1本1本を丁寧に焼いている姿もじっくりと眺められますよね。

 

目の前で焼けるタレや肉汁の焼ける香り、音、そして厨房に昇る煙。

煙はダクトからどんどん排出されていくので心配もないのですが、なにしろこのライブ感はフルオープンキッチンカウンターならではの醍醐味というもの。


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このお店はコースだけの提供なのですが、このコースがまた魅力的なコースで満足度が高いもの。

今回お願いしたのは、内容の割にお値段がリーズナブルなコース。

 

「【豪華】刻鳥コース」(6500円)

 

焼き師さん渾身の焼鳥を7種&前菜・椀もの・〆・甘味などの逸品が網羅されたフルコース。

コレ、最強。


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ドリンクもそれほど高いな、という印象がなかったのでクイクイ飲んでしまいました(ノ∀`)

梅酒やビールももちろんですが、日本酒の種類もいろいろあって楽しめそうでしたよ!!


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◆先付け

 

さて、まず運ばれてきたのは焼き鳥屋さんで出会えるとは思わなかったヒトサラ。

鶏さんの8種類の部位を使ったソーセージだそうで、見た感じフランスのテリーヌのパテに近い気がしますね。


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レバーや軟骨、うずらの卵や砂肝など、色々な部位が練り込まれています。

プチッとコリッとシャクッと、さまざまな食感の中からあふれる、ギュッと濃縮された鶏の美味しさがグイグイ来るわ!

 

個人的には、そのままでも充分に美味しいけれどね。

マスタードをつけて頂くのも、いとをかし。


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◆箸休め

 

野菜スティックとアンチョビソースでした。

箸休めなので、料理の合間合間にお召し上がりください♬との事でした。

 

でもね、このアンチョビソースとオリーブオイルの組み合わせが良くって!!

ついついサクサクと食べてしまいますねぇ(ノ∀`)


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◆椀もの

 

つくねのスープでした。つくねの他に、椎茸いり。

つくねと鶏の「お出汁」が、本当に良い出汁なのに実に優しい味!

 

椎茸のアクセントが本当にいいです。

ショウガもしっかり効かせてあって、これは本当にあったまりますねぇ。


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つくねはふっくら、肉汁じゅわじゅわ。

スープをたっぷり含んで、肉汁もたっぷりまとって、本当に美味しいですねぇ。


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◆鳥刺し3種

 

低音調理された、レバー・ささみ・砂肝です。

黄身醤油やショウガ・わさび・にんにくと共に。


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レバーはしっかり低音調理されて火が通っているので安心ですね。

火が通っているのに、コレは生のような美味しさ!

 

甘くって、トロトロで、お口の中がパラダイスですわ(ノ∀`)

今まで低音調理の鶏レバーは何度か食べたけれど、やはり刻鳥さんの鶏レバーはウマし!


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ささみは、しっとり柔らか。見た目からわかる柔らかさです。

その柔らかなお肉をムキュッと噛むと、中から溢れるジュワジュワな旨味。

 

ささみならではの深い甘味、力強い旨味は他の何物にも変え難いものですねぇ。


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砂肝は、こうやって刺身で食べるのは初めてだなぁ!

砂肝らしくコリコリッとした食感の反面、タンパクで優しい美味しさ。

 

筋肉質な食感と、意外なほど優しい美味しさは嬉しい誤算です。

やー、これは日本酒がクイクイいけてしまうやーつ。


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◆焼鳥七種

 

そして、とうとう始まった焼き鳥さん!

ちゃんとしたお店の焼き鳥は久しぶりなので、ワクワクします。

 

内容には日によって変わって来るそうです。

その日の一番美味しい部位を、それぞれに適した方法で調理されてくるようです。

 

▼ささみ(しお)

 

優しく焼き上げられた、ささみちゃん。

見た目でわかる身のきめ細やかさに、ドキドキしますねぇ(ノ∀`)


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食べてみると、さすがにしっとり! そして、柔らか!

塩加減もちょうど良くて、噛めば噛むほどあふれる柔らかな旨味。

 

これは幸先の良いスタートです。


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▼もも(しお)

 

でっか! なんだこれ、唐揚げサイズだな! と、感動と共にやってきたモモ肉さん。

外はカリッと。中はジュワッと。んー、専門店はやっぱ違う!

 

噛めば噛むほど、お肉の弾力がお口の中に跳ね返ってきて、肉汁もジュバァァァと・・・(ノ∀`)

もう、この1串を食べるために上野まで来たと言っても過言ではないくらいよ(ノ∀`)


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▼つくね(たれ)

 

大きくてサックリ、ほっくりなつくねさん。

丁寧に丁寧に、何度も何度もタレをくぐらせて焼き上げられました。

 

ふっくらなつくねとシャクッと玉ねぎのコントラストが、すごくいい!

肉の旨味もギュッと濃縮されて、つくねならではの美味しさです。


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▼ハツ(しお)

 

鶏の心臓であるハツは、個人的には焼き鳥界のプリンス。

もんのすごくジューシーで、やわらか!

 

持っているだけで、肉汁がポタポタたれるほどのジューシーさは筆舌に尽くし難いです。

口元に持ってきた時の香りも素晴らしいのね・・・。

 

噛むごとにジュワジュワと溢れる、お口のシアワセ。

あまりの美味しさに、ついついドリンクもお代わりです(ノ∀`)


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▼ぼんじり(タレ)

 

ぷりっぷりなお尻の部位。まさにプリケツちゃん(ノ∀`)

タレが焼けたかおりが香ばしく、これもまたジューシー。

 

外はカリッとしているのに、中はものすごく軟らか!

ぼんじりは個人的に好きな部位ですが、やはり間違いはないなと思います。


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▼しいたけ

 

あまりに大きくて、そう。

表現するなら、「ザブトン」でせう!

 

ジュワッとあふれるバターの香りが良いアクセントです。

 

さすが、大きなシイタケ。

肉厚むっちり!

 

シャクッシャクッと噛むごとにあふれる椎茸の旨味は、鶏とはまた違った美味しさです。


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▼手羽のイカダ(しお)

 

丁寧に切り開かれた手羽のイカダは、塩加減も良い塩梅です。

香ばしく焼かれた香りが良くて、表面はカリッと。


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中はジュワジュワでむっちり、骨付き肉の美味しさがこれでもかと堪能できる美味しいところです。

これは絶対にビールが進んで仕方ないやつだわ!


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◆親子丼

 

〆に親子丼とは、これまた気が利いています。

この親子丼が、ナンにしても出汁が秀逸でね。


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見た目のフルフルさからして、それだけで美味しそうなんですが!

味付けも絶妙で、実にちょうど良いのです。

 

トロッと玉子、プリッと鶏肉、そして美味しいお出汁と玉子と鶏肉の旨味をしっかり吸い込んだごはん。

もうね、コレがあまりにも美味しすぎてしまって、大きな焼き鳥でお腹いっぱいな筈なのにバクバクいけてしまいました。


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◆甘味

 

焼き鳥屋さんで、たまに出てくるやつですね。

モナカをあぶり、バニラアイスを載せて焼鳥のタレをみたらし風にかけていただく逸品。

 

こんなもの・・・。

なかなかウマいじゃないの!!


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サクッと温かいモナカ、冷たくてさっぱりなアイスに濃厚な焼き鳥のタレ。

甘いアイスに甘辛なタレが良い組み合わせで、コレを考えた人は天才だと思います。


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◆◇◆後記◆◇◆

 

うーん、前菜や逸品料理のひとつひとつ、串の一本一本に並々ならぬこだわりを感じられる、「焼鳥 刻鳥」さん。

横浜から上野まで、けっこうな距離がありますが来る価値は大いにありました。

 

接客の時には実にニコヤかな焼き師さんも、一度焼き場に立つと表情がビシッと変わり、真剣そのものです。

徹底してこだわった食材と、ミシュランに裏付けされた技術によって焼かれていく焼き鳥は、どれも間違いなし。

 

そして、お値段もリーズナブル、居心地も良い隠れ家とあって、本当にオススメできるお店です。

和洋東西、いろいろな国の美食が集まる上野の街。

 

そんな中でも、決して後悔のない、人生の中の大切な一食を華麗に飾ってくれる銘店。

それが、ここ「焼鳥 刻鳥」さんだったのでした。

 

お試しを!

 

 

 

再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい

 

 

【みうけんさんおススメの本もどうぞ】

※食べログでは表示されません

 

★☆食べログもごひいきに願います☆★

 

焼鳥 刻鳥焼き鳥 / 上野広小路駅上野御徒町駅御徒町駅
昼総合点★★★★ 4.0

 

 

 

 

 

 

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