金沢八景の駅前にある町中華。
地元では人気のあるお店です。
昭和14年創業っているのがすごいですよね。
2023年だと、もう84歳ってことか。
ここは横須賀にも近いのでかつては海軍の将兵さんも食べにきたりしたのでしょうか。
さて、店内はカウンターのみ、注文は口頭です。
志村喬そっくりのマスターが黙々と鍋を振るい、奥様がホール担当といった感じ。
今回の注文は「雲呑麺」(ワンタンメン:750円)です。
店内は混んでいたのに、意外にも手早い着丼で、手際のよさがわかりますよね。
▼スープ
鶏ガラのコクが濃厚で、ラードがしっかり効いています。
スッキリコッテリと美味しい醤油味のスープ。
とても美味しくて、ついつい飲み干したくなるスープです。
▼麺
ストレートな麺は絶妙な茹で加減で、しっこしこ!!
量もしっかり入っているので食べ応えは充分だし、スープとの相性も実に良いです。
▼雲呑
5枚入っているのかな。
アンは独特な爽やかな味わいです。
皮はしっかりつるつるした皮で、破けたりする事もなくモッチリした食感です。
▼具材
チャーシューはミッシリとしており、赤身肉の食感がガッツリと生きています。
下味もしっかりしていて美味しい。しなちくはシャキシャキ、なるとはなると。
◆◇◆後記◆◇◆
このお店は、一見してどこにでもありそうな町中華です。
しかし、伊達に戦前→戦後→平成→令和の時代を生き抜いていませんね。
それだけの長い期間愛された確かな技術が、この1杯に余す所もなく詰め込まれている感じがします。
他の方が食べているチャーハンが実に美味しそうだったので、次回はチャーハンを試してみたいなと思います。
お試しを!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
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