久々の映画鑑賞です。
今回見たのは、2017年(平成29年)公開の韓国映画「犯罪都市」(原題:「범죄도시」)。
最近、映画は何本か見ていましたが、記事を書くのは久々となります。
これは、2004年にソウル市九老区において実際に起きた「Heuksapa」事件をもとにした映画。
ソウル市九老(クロ)区加里峰(カリボン)洞を仕切る地元の組織暴力輩=暴力団と、中国の延辺から来たHeuksapaというチャイニーズマフィアとの間の縄張り争いを警察が鎮圧した事件がもとになっています。
監督はカン・ユンソン
主演はマ・ドンソク。
◆◇◆あらすじ◆◇◆(Wikipediaより引用)
貸した金を回収するために、中国からチャン・チェン(ユン・ゲサン)と血気盛んなウェイ・ソンラク(チン・ソンギュ)、ヤン・テ(キム・ソンギュ)が、ソウルにやって来る。
金の返済で揉めた毒蛇組の組長を殺害し、毒蛇組を乗っ取ったチャンたち3人組は、チャイナタウンを根城に、勢力拡大を図り、地元のイス組や最大勢力の暴力団組織と抗争を繰り広げ始める。
一方、ソウルのチャイナタウンを管轄とするマ・ソクト(マ・ドンソク)刑事は、2つの中韓暴力団が縄張り争いをしている間、地域の平和を守ろうと黒竜組の一斉検挙を計画する。
チャン・チェンはソウルの裏社会の支配を狙って動き出す。
◆◇◆感想◆◇◆
この映画はすごいです! のっけから面白いです(笑)
日本では一時期韓流ブームに火がつき、消えかかったり再燃したりして人気の衰えない国ではありますが、決して良いところばかりの国ではないんですよね。
それを乗り越えてもみうけんは韓国という国を愛していますが、韓国に通っていたころはこの映画に出てくるようなカンペ(やくざ)どうしの喧嘩を何度も横目で見ていたので、なかなか身近な話題でもありました。
しかも、この映画の舞台となったのはソウル西側の郊外、九老(クロ)区。
みうけんがいたのが、その隣の永登浦(ヨンドゥンポ)区。
どちらもソウルの中では治安が悪いところで、独特の雰囲気がある街でもあります。
それでも、ここに出てくる加里峰洞(カリポンドン)の存在は知りませんでした。こんな面白そうな街があったとは!
そして、ここに出てくるマ・ソクト刑事(マ・ドンソク)が強すぎて萌える。
まさに、強い男の代名詞です。巨漢なのに身軽。
以前、警視庁の暴対課の方と話したことありますが、やっぱ同じような感じでした。
類は友を呼ぶ。
この映画は韓国の裏社会の実情を見るのに最適な映画ですよね。
ヤクザもの、バトルものが好きな方には是非ともオススメです。
また、韓国は王子様ばっかり歩いてるなんてアホな幻想を持つオバさま方も、現実の姿として必見の映画です。