奥多摩へお出かけに。
奥多摩って、東京なのにけっこうな山の中です。
水のおいしいところ、美味しいお蕎麦あり。
てなわけで、やってきたのは地元の銘店「玉川屋」さん。
茅葺き屋根の古民家を改造したお店です。
昭和の終わり頃はチラホラ見かけた茅葺き屋根も、すっかり姿を減らしました。
屋根の上に花が咲く牧歌的な風景は、後世に残しておきたいものですよね。
中にはいると、木札がずらり。
ここは昔の火消し組の詰所だったりしたのでしょうか?
この木札1枚1枚だって、もう何百年も前のものなんでしょうから驚きです。
人気店なので、ちょっと待ちました。
その間、店主のご挨拶でも読んでイメージトレーニング。
相変わらず子供たちは麺類といったらラーメンなので、たまにはね。
違うものも食べさせないとね。
てなわけで、まず手始めに
◆◇◆もりそば◆◇◆(税込800円)です。
サクッと頂ける量で、お値段も手頃。
美味しいお蕎麦を味わうなら、やはり冷たいおそばですよね。
蕎麦の香りがしっかりしていて、食感もシコシコ。
これで800円ならコスパも良いと思います!
みうけんが選んだのは、
◆◇◆天ざる◆◇◆(税込1580円)
ざるそばに、天ぷらが添えられています。
海老もあり、山菜もありの贅沢な天ぷら。
そばは「もり」と同じく、しっかりと蕎麦の香りを感じます。
噛むごとに響いてくるキュッキュッという食感は、さすがです。
つゆはカラめの関東のつゆ。
ギュッと締まった塩分とダシが、関東人には嬉しいね!!
しかし、天ぷらに海老があるのが不思議です。
もはや蕎麦に海老天は定番ではありますが、定番すぎてつまらんのです。
これが川海老のかき揚げとか舞茸の天ぷらであれば、もう少し山に来た感が味わえて個人的には良いと思うけどね。
◆◇◆親子丼◆◇◆(税込850円)
しっかりと、おみをつけが付いてきます。
香の物もついてきて、これは豪勢だね。
さすがはお蕎麦屋さん。
お蕎麦のみならず、丼ものも美味しいのです。
玉子はトロッと半熟でアンバイもよく、お肉はプリップリ。
カツ丼ほどのコッテリ感もないので、お肉でありながらサクッと頂けます。
◆◇◆後記◆◇◆
食後は蕎麦湯を飲みながらホッと休憩。
美味しい蕎麦湯は、そのままでも美味しい。
特に良いお蕎麦の場合は蕎麦湯に塩気がないので、飲みやすいです。
人によってはつゆを割って飲んでも良いかもね。
窓から奥多摩の山々を眺めながらいただく、美味しいお蕎麦。
東京なのに東京ではないような、そんな贅沢感がある特別なお店でした。
再訪希望値:★★☆ 機会があれば
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★☆食べログもごひいきに願います☆★
玉川屋 (そば(蕎麦) / 御嶽駅、沢井駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5