寿町のドヤ街にある、朝しか営業していない立ち食いそば屋。
いつ行っても誰かしらいて、そばをすすっている光景です。
まぁ、朝だけってのがポイントですね。
もともとはドカチンの朝メシの場として機能していたのでしょう。
この日も先客がそばをズズっていました。
かき分けて、すんませんねと入店。
お兄さんの元気なイラッシャーイに笑顔をもらい。
いちおうメニューとにらめっこしてからのー。
◆◇◆かき揚げそば◆◇◆(税込420円)
おねがいしまーす!!
さすが、早い着丼です。
うーむ。甘めのつゆ、袋めん、出来合いのかき揚げ。
この甘くてダシの効いたつゆは、静岡風なんだそうです。
静岡で蕎麦を食ったことがあまりないので「確かに静岡風!」とかテキトー言えませんけどね。
ただ、食べてみると、なるほど関東とはちょっと違う感じ。
めんは、まぁ袋めんですから。
どこかで食べ慣れた、何の変哲もない、しかしてホッとする味です。
そう、立ち食いそばはこれでいいんです。
このムニュムニュ感、この安っぽさ。
これがウマいんですから。
このお店は、なんとネギが入れ放題。
洗面器だかドンブリだか分からん器に入っています。
ちょっと乾燥してるよ!!
フタしようぜ!!
ちなみに、七味は茶筒に入って、やはりかけ放題です。
このお店の更なる特徴。
それは、器なんですね。
このお店の器は、なんと発泡スチロール。
祭りの露店か!!
食べ終わったら、つゆごと店前のバケツにバシャーン。
豪快に投げ入れるのを合図に、元気な「ありゃーしたー」で締めくくられ、なんとも言えない満足感でバイクのエンジンをふかし、まだ薄暗い横浜の街へとスロットルをふかしたのでした。
◆◇◆後記◆◇◆
ハッキリいって、近くのゆで太郎の方が安いし、うまいし、寒くないし、座れるし。
正直、純粋にそばを食べに来るにはちょっとなぁなお店である事は否めません。
この街に住んで、ライフラインとしていない限りは、
やはり、このお店はこの街の雰囲気を楽しみに来るところだなぁ、と思います。
再訪希望値:★☆☆ 他になければ
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※食べログでは表示されません
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ながやま (立ち食いそば / 石川町駅、伊勢佐木長者町駅、関内駅)
昼総合点★★☆☆☆ 2.5