船橋は好きな街のひとつ。
というのも、親友が住んでいる街なのです。ウェーイ
そんな大好きな船橋で、大好きなお寿司が食べたいっ♬
そんな思いを胸に、客引きが群がる人垣をかきわけ!!
心を躍らせて、躍らせてビルをエレベーターで4階まで上がりました。
今回やってきたのは、名店出身の大将が握る江戸前鮨 船橋 寿司 天さんです。わくわくっ。
エレベーター降りてすぐ、右手の暖簾をくぐるとカウンター席。
暖簾の前を通ると個室が並んでいますが、今回は個室で。
今回いただくのは、季節の食材をふんだんに楽しみたいね、ということで!
◆◇◆極上おまかせ握りコース◆◇◆(税込22000円)です。
(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
オシャレな女性店員さんは、ニコニコとしていて丁寧でな接客!!
まさに「ほすぴたりてぃ」あふれるー!! と慣れない横文字を使いたくなります。
ちなみに、別料金4000円(税サ込)で飲み放題も付けられますよ♪
うん、魅力的ですが、そんなに飲まないので単品注文でヨロシク!!
以下、続々と届けられる感動の嵐!!
◆◇◆しじみ一番汁◆◇◆
ほっこりホットなシジミのお出汁ですが、この出汁が旨い!!
ジワーーーーンと舌に染み込んでいき、胃も喜んでいますわー。
うーん、貝好きにとっては、この先付はすごく嬉しい!!
◆◇◆大トロ握り◆◇◆
美しく切れ込みの入った、丁寧なお仕事。
これを芸術と呼ばずして、なんと言うのでしょう。
そんな芸術を、パクッと一気に・・・!!
うーむむむ、口の中に広がる大トロの甘味。
ただ甘いだけではなく、赤酢を効かせた舎利の酸味との相性もよい!!
握り加減、大きさ、食べやすさ、そして見た目。
どれをとっても、文句のないベスト・オブ・ザ・寿司!!
◆◇◆前菜五種盛り◆◇◆
なんだかすごい皿に乗ってやってきました。
豪華絢爛、金色大好き。豊臣秀吉か!!
シャクシャク食感が楽しい、つるむらさきとやなぎ松茸のおひたし。
サッパリ柔らか、あんこうの南蛮漬け。
酢の使い方が巧みでサッパリといただける、ぶどう他の酢の物。
濃密でとろける、あんきもの蒸し煮。
そしていつまでも噛んでいたくなる、濃ゆいカキのオイル漬け。
うーん、これは丁寧に作り込まれて、見た目にも美しい。
バエを気にする方は、これだけでも食べに来る価値あるぞ!!
◆◇◆握り四種◆◇◆
ねっとりプリうま、天然カンパチ。
ほんのりユズとコリコリ食感が楽しい、シロイカ。
肉厚プリコリ、シャグシャグな身のマアジ。
そして、ねっとりと美味しいヘダイ。
いやほんと、舎利の握り加減からネタの握り込みといい、
ネタの新鮮さと甘さ旨さといい。
これぞ、寿司食ってるぞぉぉぉぉぉ!!って気にさせてくれますよね。
お寿司は、普段はお箸で食べています。
マナー的にはどちらでも良いのですが、この日ばかりは通ぶって手で食べてみたい。
そう思わせてくれるお寿司です。
◆◇◆トリュフ茶碗蒸し◆◇◆
フタを開けて、何かの輪切り。恐る恐る食べてみると・・・
口の中に一気に広がる、キノコの香り!! これトリュフじゃん!!
正直、トリュフをこうして味わうのって初めてかも。
うーん、キノコ好きには嬉しい、完璧なる大地の恵みの味わい!!
さらに、カニの身のアンカケがかかっています。
茶碗蒸しは繊細に作ってあって、フルフルと柔らかな舌触り。
舌を通じて伝わってくる繊細な出汁の旨味と、具材やあんかけの味がね。
複雑に協調しあって、これが美味しくないわけがないのよねぇ。
◆◇◆旬の焼き魚◆◇◆
サワラの幽安焼きとは、また乙なものですねぇ。
幽安焼きとは魚を醤油・酒・みりんを合わせたタレにユズやカボスを加えた焼き物。
お魚の身はギュッと締まって、ハッキリとした食べ応えです。
皮目も身も、香ばし〜く焼かれて、魚の旨味が凝縮されています。
脇に添えられたサツマイモも、柑橘系の仕立てがなされていて面白い。
甘いはずのサツマイモが、スッキリと頂けるのが技術高いなと思います!!
◆◇◆ズワイガニ小丼〜いくら掛け〜◆◇◆
こちらも北の味覚をたっぷりと乗せた小丼。
正直、ゼイタクなもんですよね。
ズワイの身は、味がしっかりしていて深い甘味が素晴らしい!!
イクラは1粒1粒が立っていて、プチプチと弾ける食感がたまらないですね^^
ちなみに、イクラに白みがかかっています。
これは筋子からほぐしたてな、新鮮&本物の証拠!!
◆◇◆雲丹三種食べ比べ◆◇◆
これまたゼイタクな・・・痛風もちがこんなの食っていいのだろうか!?
サッパリと優しい甘みの、バフンウニ。
濃厚でコッテリ感のある、日本酒に合いそうなムラサキウニ。
そして、ウニ本来の美味しさを味わえる。
海の中にいたままの鮮度、塩水ウニ。
そりゃね、どれも美味しいですよ。当たり前です。
しかし、この塩水ウニは一味違う!!
本当に新鮮なウニは、この味なんです。
磯で捕まえたウニをカチ割って食べた、あの美味しさ!!
(良い子はマネしないでね)
海苔に舎利玉を乗せ、ウニを乗せていただけば・・・。
いつまでも、いつまでも噛み締めながら、無言でうなずき続けてしまいますねぇ。
◆◇◆蒸しアワビ肝ソース掛け◆◇◆
これもまた、日本酒が欲しくなる味。
二枚貝とはちょっと違う、巻き貝の深い旨味がギュギュッと濃縮された逸品。
アワビそのものの身も、身が柔らかで噛み心地も至高!!
そこに、アワビの旨味を詰め込んだ、肝のソースがかかってるんですものね(´Д` )
うーん、噛めば噛むほど貝の味があるれるわー。
◆◇◆中トロ入り握り五種◆◇◆
プリップリで味わいの深い車エビ。
コンブの香りと旨味がギュッと詰め込まれた、真鯛のコブじめ。
赤身ならではの味の深さに思わずニンマリ、赤身の漬け。
青魚の香りが素直に嬉しい、こはだ。
そして、忘れちゃいけない中トロ。
うーん、やはり職人さんの手によって丁寧に握られたお寿司は違います。
舎利がふっくら、ほっこり。ネタとの調和も素晴らしい!!
高い寿司や美味しい寿司って、たまにしか食べられないものですよね。
その「たま」の一店をどこにするか、店選びは本当に大事だなっと思いました。
こちらでいただくお寿司は、噛み締めるたびに無言になってしまう。
薄っぺらい褒め言葉で飾るのではなく、ただただ無言で噛み締めてしまいます。
◆◇◆季節の逸品◆◇◆
今回は、「たらの白子のゆずがま蒸し」。
うーん、あっつあつ!! 出来立ての温かさです。
ひと口チュルッといけば、まぁ! おいしい・・・(ノ∀`)
ゆず味噌で仕立てた白子の柔らかさ。
ゆずの香りの中に活きる、白子のクリーミーさ。
ひと口ひと口から伝わってくる作り手の手間ひまが、心中をも温めてくれまする。
◆◇◆穴子・巻物・玉子◆◇◆
ふっくらと柔らかく、甘いタレと相性がよい穴子。
赤酢の舎利で巻かれた、トロトロにトロける鉄火巻き。
そして、玉子を蒸して作られた、和風プリンとも言える柔らかな逸品。
そのひとつひとつが、フィナーレを飾るにふさわしい美味しさですねぇ。
◆◇◆お椀◆◇◆
こちらは、あおさのお味噌汁。
うーん、海藻大好きなので嬉しい!!
海藻は、カジメ・コンブ・もずく・そしてアオサが好きです。
飲むごとに身体中を包みこむ、優しげな磯の香り。
飲むごとに舌をジンワリと喜ばせるコク!!
ほんと、日本人で良かったなぁと思います。
◆◇◆デザート◆◇◆
今回は、「和栗の羽二重餅」。
もちもち冷たくてさっぱり。
和栗がポクポクと素朴な食感を伝えるね!!
甘さも控えめで、比較的食べやすいです。
美味しいお寿司と逸品料理、そしてデザートとお茶。
あー、落ち着くわー。
◆◇◆後記◆◇◆
ホントね、このお店は横浜から来た甲斐があります。
もちろん、横浜にも美味しいお寿司やさんはたくさんあるんですよ。
しかし、このお店のお寿司はお値段以上のお値打ちがありますよね。
まさに、常識を超えたおいしさ。
お酒の種類も豊富だし、お酒をしんみりと嗜みながらお寿司をつまむ。
そんな優雅な時間を過ごせる、大人な空間なんだなぁと思います。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
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★☆食べログもごひいきに願います☆★