県内屈指の繁華街、川崎駅前に来ました〜!!
いやぁ、いつ来ても賑やかですねぇ。
長く苦しかった緊急事態宣言も明けて、ようやく街に活気が取り戻されつつあります。
今日は川崎駅から徒歩5分、隠れ家的な「鉄板焼き屋」さんにやってきました。
ビルの5階までエレベーターで上がったところにある、「鉄板焼katakago」さんです。
このお店は、予約していくのがいいでしょう!!
人気店と見えて、この日もほぼ満席でした。
しっかし、オシャレな店内だなぁ。
店内に入るやいなや鼻と空腹を刺激する、フランベとバターの香ばしい香り。
これだけで期待値がダダ上がりです!!
さて、今回のお席はカウンターです。
入ってすぐのところでブクブク音がするから見てみたらアワビが歩いているし!!
これは、新鮮なアワビが食べられそうですね!!
アワビさん、待っててね!! 今すぐ行くからね!!
このお店、奥には個室タイプのテーブル席もあるっぽい。
しかし、みうけんは調理風景をじっくりと眺めたかったので、カウンターにしてみました。
やっぱり、調理の光景を眺めるのも味のうち。
かぐわしい香りを楽しむのも味のうち、です。
さらに、このお店はマスク飲食が奨励されているし、パーテーションもしっかり。
できるかぎりの感染対策がなされているのも、実に好感度が高いですねぇ。
お箸、おしぼりと一緒にマスクケースまで!!
さて、今回いただくのは比較的リーズナブルに頂けるコース
「Ayame(アヤメ)コース」(6600円)
にしました!!
本日のアミューズ、前菜盛り合わせ、鮮魚のソテー、そして!!
A5ランクの黒毛和牛のステーキ、〆のご飯、本日のデザートという内容。
これで6600円なら、なかなかイイんじゃないスか!?
まずはドリンクから。
みうけんは「烏龍茶」(440円:コースとは別)、細君は「南高梅の完熟梅酒」(715円:コースとは別)にしました。
細君いわく、トロリとした梅酒の甘さが食欲を引き立ててくれるそうです。
◆◇本日のアミューズ◇◆
黒毛和牛のサーロインを炙った、テリッテリな肉寿司です。
塩と昆布で味付けされて、好みでワサビをつけていただく。
外観の美しさを堪能して、パクリと味わえば・・・もう溜め息しか出ません(´Д` )
まずは鼻を抜ける、炙った油の香り。
その後に全身に広がる、怒涛のような肉の甘みよ!!
もうね、いつまでもいつまでも噛み締めていたい。
飲み込むのが本当に惜しいです。
最初の1品目から、こんなにレベルが高いとは。
本当にこんなに美味しいもの食べちゃっていいの!?
◆◇前菜盛り合わせ◇◆
右が、自家製スモークサーモンのムース・キャビア添え。
これが、しっかりとしたサーモンの旨味が、ジワーーーンと口に広がる逸品。
上に添えられたキャビアが見た目にも華やかですねぇ。
真ん中に、黒毛和牛を荒みじんにしたレアステーキ。
こちらも、甘くて肉の旨味がしっかりと効いており、いつまでも噛んでいられるゼイタクな味わいです。
そこに、九州の甘い醤油とトリュフで味付けがなされています。
甘くてコッテリとした醤油の旨味、ガッツリときいたトリュフの香りの対比がよい!!
左端には、ひよこ豆と和牛スジのトマト煮込み。
牛スジって美味しいですよね。プリプリとした肉の食感が実に良い!!
さらに、ハーブの香りとトマトの爽やかさが、スッキリと食べさせてくれます。
これを食べて、ますます胃の臨戦態勢確立!!
ほんとうに、ひとつひとつが丁寧に作られているなぁという実感があります。
この前菜をモギュモギュしながら調理風景を眺めるのも、いとをかし。
目の前でジュバァァァァ!!とフランベが燃え上がる度に、お店じゅうに良い香りが。
フランベって、なかなか非日常性がありますよね。
それだけで、テンションのあがるデートを約束してくれます。
こういう一つ一つのエンタメ性が高いのも、鉄板焼きのポイントですよね^^
◆◇鮮魚のソテー◇◆
こちらは魚だけではないんです!!
追加料金でアワビ(1100円)や伊勢海老(2200円)が選べます。
みうけんは、個人的に貝が好きなのでね。
予約の際に、「アワビさんくださーい!!」とお願いしてありました。
てなわけで、華麗に焼かれてしまったアワビさん。
さっきまで歩いてたヤツらか!! わりぃね!!
味付けはバター醤油です。最強。
このアワビさんが・・・もう・・・アワビさんがね。
柔らかで。
でも、コリッコリで。
噛むごとに広がる、バター醤油と焼き貝の深〜い旨味。
こんなウマいものが他にあるかい。
さらに、脇に添えられたキモの美味しいこと。
まるで、「どんどん酒のめぇぇぇぇ」って言われているかのような味わいです。
もう、ほんと、あまりの美味しさに溜め息しか出ません。
脇に添えられた、鎌倉野菜「バターナッツかぼちゃ」などの焼き野菜も嬉しい。
これもまた、脇役にとどまらずに、実に良い仕事をしています。
◆◇A5黒毛和牛ステーキ◇◆
こちらは、焼く前にお肉を見せてくださいます。
これが、しっかりと重箱に入っていて、それだけで高級感を感じる。
こういう、目で見て味わうと言うことも非常に大事なんですよね。
先に、「お醤油のムース」が出てきます。
これは、九州の甘いお醤油をゼラチンで固めたもの。
もともとは着物に醤油が付くのを嫌った舞妓さんのために、京都で開発されたものだそうです。
これは初めて見る食べ物だなぁ!!
ステーキの焼き加減は、お店のオススメのミディアムレア。
ガーリックチップ・ブラックペッパー・ピンクソルト・ワサビが添えられています。
これがね、まさに「これぞ肉ぅ!!」って主張してくる肉!!
真っ白な霜降りもいいですが、個人的には牛肉は赤身だなぁって思います。
これでこそ、牛肉本来が持つ肉の旨味がしっかりと味わえる。
切り口に醤油のムースを乗せれば、
醤油がホロホロとほどけるように溶けていくのも楽しい。
◆◇〆のご飯◇◆
可愛い器に入ってきたのは、アオサが香ばしいアッツアツな赤だし。
やはり味噌汁は日本人の心のふるさと。ほっこりします。
ご飯はガーリックライスでしたが、こちらも目の前で炒めてくださいます。
しかも、量の少なめ・多めも事前に確認してくださるから有難い。
そんなさ・・・そんな事聞かれたら・・・
遠慮したつもりで「ちょっと多めで」とかいう遠慮ない注文を発してしまったよ 汗
このガーリックライス、カリッとおこげになったご飯が技術高い!!
さらに、焦がした醤油がコレまた香ばしい!!
具材には牛肉も入っていて、これもまた豪華ですねぇ。
ガツンと効いたガーリックも、食事の満足度をこれでもかと高めてくださいます。
器がアッツアツなので、いつまでも温かく、美味しく食べられるというのもポイント高いですよ。
◆◇本日のデザート◇◆
軽めのほうじ茶と出てきたのは、さつまいものジェラートです。
どっしりと濃厚で、秋の味を感じますねー。
それでいて、意外とアッサリしているので、肉で脂っこくなった口をスッキリとさせてくれますね。
やー、これだけ堪能すれば思い残すことはありません。
このお店は雰囲気もよく、清潔感もしっかり。
何より、店員さんが鉄板を焼くその姿も素晴らしいのよ。
一挙手一投足が洗練されていて、見ていて飽きません。
肉を切る動作、アワビや伊勢海老を焼く身のこなし。
さらにフランベで醸し出される特別感。
これだけで、自然とテンションも上がって話にも花が咲くってもんです。
さらに、このお店はお箸がメインなのが気楽で良いね。
肉も脂っこすぎないので、みうけんのような中年でも安心して頂けますよね^^
そして、店員さんの接客も実に丁寧で素晴らしく、ホスピタリティあふれています。
言葉使い、身のこなし、そして心遣い、どれをとっても素晴らしい。
やー、川崎において、また自信を持ってオススメできちゃうお店を見つけました。
みうけんは横浜市の南端に住んでおり、正直川崎って遠いのよね。
それでも、また車を走らせてこのお店に来る価値は充分にあると思います。
次回は誕生日にでも、予約をして再訪したいと思います!!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
★☆食べログもごひいきに願います☆★