みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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中原区市ノ坪の「クレフ 武蔵小杉店」で旬の食材を使ったシェフのおまかせ秋のコース

 

武蔵小杉駅からテクテクと府中街道をくだり、徒歩6分ほどでしょうか。

街道に面したビルの2階にある、隠れ家的なイタリアン&モダンフレンチのお店。

 

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このお店は丁寧に作り込まれたお料理と、ワインの組み合わせが芸術的とか。

前々から職場の上司からウワサを聞いていましたが、ようやく夢かなっての訪問です。

 

さ〜て、今回頂くのは、コース料理で!!!

2021年の10月4日から12月4日までの限定メニュー。

 

「旬の食材を使ったシェフのおまかせ秋のコース」(5350円:税抜)

 

というもの。

食べるなら今だな、ということで。

 

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イタリア料理やフランス料理をベースとして、旬の食材をふんだんに使った7品。

それぞれの食材の長所を、最適な調理法であます所なく引き出しているそうです。

 

さて、さっそく店内へ。

店内は落ち着いた内装で、肩ひじ張らずにお食事できる雰囲気がいいですね!!

 

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スラッとしたイケメンな店員さんにさっそくコースを注文。

すると、なぜか追いメニューを持ってきました。

 

はて、もう料理は注文したが? と見てみると、実はワインのメニュー。

ふむ、このお店はワインにもこだわっているそうですがね。

 

確かに、ワインだけでもモノすごい種類があって、選ぶの大変だよこりゃ。

 

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しかし、そんなアナタにも朗報です。

なんとお料理に合わせたグラスワインのセットがあるんだってさ!!

 

「ワイン マリアージュセット」(3450円)

 

こちらは、コースの一皿一皿に厳選された組み合わせのグラスワインのセット。

しかも、いろんな種類のワインが5種もついてくるゼイタクなセットです。

 

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単品のグラスワインよりは量は抑えてあるものの、美味しい料理でワインを嗜むにはいいんじゃないスか!?

 

さすが、ワインにこだわるお店。

これならば、失敗のないワイン選びができるので安心感もありますよね。

 

◆◇24ヶ月熟成のパルミジャーノ・レッジャーノのクロカンテ◇◆

 

さて、最初のお料理が出てきました!!

 

まぁ、すんごい・・・

木のブロックの上に小石が乗り、その上にカリッと焼かれたパルミジャーノ・レッジャーノ。

 

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この、オシャレな演出とスタイリッシュさ。

やー、おじさんドキがむねむねしちゃうわ!!

 

クロカンテとは、イタリア語で「カリカリに焼いた」という意味。

その通り、カリカリっとした食感が良い、焼きチーズです。

 

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噛めば噛むほどに、チーズの旨味が口とか口の中にじわじわ広がってくるね!!

チーズ好きとしては大歓喜なのは言うまでもないね!!

 

この料理に合わせたワインは「グレラ・スプマンテ」。

フルーティーで切れがあるワインで、チーズとの相性はばつぐんです。

(みうけんは運転があるのでお茶)

 

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◆◇天草産 真鯛の低温調理 カブと塩こうじのピュレを添えて◇◆

 

真鯛は、皮はカリッと!! 身はフワフワしています。

そして、真鯛の奥深い旨味がどっしりとしています。

 

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際立つ素材の美味しさ。

そこへやって来たのが、白麹のコク。カブの優しい甘さ。

これらが協調したピュレが、全体の美味しさを優しく包んでくれるのです。

 

盛り付けも洗練されていて、丁寧に作られているのがよく分かります。

食材に愛情が吹き込まれているなぁ、と。

 

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この料理に合うワインは「サン・ヴィンチェンツォ」。

このワインは、蜂蜜を思わせる芳醇な香りが特徴です。

 

メニューには柑橘系の香りと書いてあるんですよね。

個人的には、色んな花の芳しさを感じるような、フルーティーな香りだと思います。

 

◆◇タスマニアサーモンのコンフィ ポルチーニとホウレン草のソース◇◆

 

これまた、スタイリッシュさにハラハラします!!

コンフィとは、食材をオイルでじっくり煮たもの。元々は保存食でした。

 

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サーモンは皮はカリカリ感、レンコンもサクサク感がしっかり。

しかし、サーモンの身はふっくらで、実に味わい深いです。

 

口に入れるごとにサーモンの強い旨味がガツンと来ますよ!!

これは魚好きには本当にたまらない。

 

しかし、それ以上に印象的なのが濃厚なポルチーニソース。

これは・・・(´Д` )

 

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もう、ため息しか出ません。口では言い表せない美味しさ。

迫り来る野生感あふれるコクが、口の中にジンジンと広がります。

 

キノコって、こんなに美味しいものだったの?

キノコとサーモンって、ここまで相性がよかったの??

 

この逸品は、新しい嬉しさを与えてくれる逸品です。

 

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このお料理に合わせるワインは「ジ・アトム」。

柑橘系を思わせる爽やかな香りで、お魚料理にもさすがの相性。

 

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◆◇ハンガリー産鴨肉の赤ワイン煮込み

  鳴門金時のピュレを詰めたアニョロッティ・ダル・プリン◇◆

 

アニョロッティ・ダル・プリンとは、パスタの一種。

イタリア北西の辺境州、フランスとの国境が近いあたりの郷土料理です。

 

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いろいろな動物の肉を、薄く伸ばしたパスタで包み、指でつまんで皮を閉じたもの。

アジア圏でいうと、小さな餃子を思い浮かべるとイメージが近いかも。

 

上に乗せられた鴨肉は、いかにも肉!!な食感を楽しませてくれます。

赤ワインで煮込まれているだけあって、フルーティで濃厚な味わい。

 

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そして、噛めば噛むほどジュワジュワ出てくる肉の本来の旨味よ!!

 

アニョロッティ・ダル・プリンは、カカオを練り込んだ生地がもっちもち!!

鳴門金時のピュレの甘さと、赤ワイン煮込みのガッツリ感、対比がいい!

 

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これに合わせるワインは「サリチェ サレンティーノ・リゼルヴァ」。

樽の木の風味をしっかりと感じるような香ばしいワインで、料理によく合いますねぇ。

 

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◆◇豪州産 子羊もも肉のロースト
 メークインのピュレとカチャトーラソース◇◆

 

おぉ、これは(´Д` )

見るからに美しい肉、肉、肉!! なんと美しい色彩でしょう・・・

そして、噛めばかむほどあふれる、このうえなく極上の肉の旨味。

 

こんなに肉汁の旨味を堪能できる料理、なかなかないと思います。

もうね、まさにお口の中がパラダイス!!

 

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カチャトーラ(猟師風)といいますが、声を大にして叫びたい。

イタリアの猟師は、いつもこんなウマいモン食ってんのけ!? と。

 

赤身の肉を食ってる感、脂身のジュワジュワな甘み。

これは本当に絶品! この一皿だけでも食べに来た価値があります。

 

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脇に添えられたマイタケとシメジがね。

またいい仕事していますよ。

 

このお料理に合うワインは「チンクアンタ」。

濃厚な果実味は、まさに王道のフルボディ。

このコッテリ感が、しっかりした食べ応えとジューシーな肉に合います!!

 

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◆◇自家製パン◇◆

 

このパンは、ポルチーニソースの時に出てきます。

パンが欲しくなるタイミングを決して見逃しません!!

 

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自家製のパンは外はカリカリ、内側はフワフワ。

このお料理のソースとの相性は最高です。

 

◆◇モンブラン ローズマリーのジェラート添え◇◆

 

このモンブランが、またオシャレですのよ奥さん!!

ザクザクした食感のビスキュイの上には、甘いマロンクリーム。

 

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しかして、その中間にはこってり感あるブランマンジェ。

さらに、酸味の効いたカシスムースが効いていてます。

 

上に乗っているナッツはサクサク!! これはキャラメリゼしたヘーゼルナッツかな?

柔らかさと硬さの協調性が良い!!

 

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脇に添えられたのはローズマリーのジェラート。

これまたあっさりしている中に、お花の香りがふぁーっと広がります。

 

そして食後のドリンクはコーヒーか紅茶。

この日はコーヒーを頂きました。

 

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やー、このお店は料理ももちろん美味しいんですよ。

見て楽しむのがコンセプトだそうですが、硬さと柔らかさ・酸味と甘味などの対比を大切にしていると思います。

 

それに加え、いろいろなワインを料理に合わせて飲み比べできるのが実に楽しい!!

ワイン選びは気負わずに好きなものを飲めばいい、とはいいますが。

 

しかして、ここまで多くのワインが並ぶと、正直どう選んでよいのか困るところ。

こういったときに、お店が最上の組み合わせでチョイスしてくれているのは本当に心強いです。

 

このお店は店員さんの接客も柔らかで、丁寧で。

お料理の説明もわかりやすくて、親しみがあって良かったです。

 

シェフもニコニコしながらお見送りしてくださいました。

(ゆっくり挨拶ができなくてすみませんでした)

 

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さすが、食通の先輩が勧めてくれただけの事はあります。

武蔵小杉に、また一件お気に入りのお店が増えました。

 

このお店は使い勝手もよいし、安心して通うことができるので、また是非とも通わせていただきたいお店です!!

 

 

 

再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい

 

 

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イタリアン クレフ 武蔵小杉店

 

 

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