みうけんは、たまに「酒のやまや」という酒屋さんに行きます。
うちから歩いていける距離だし、なんにしてもお酒の種類が豊富なので、眺めていても飽きないお店です。
いつしかは「ロシアのビール」を紹介しましたが、やはり「酒のやまや」で購入したものでした。
で、今回気になったのはこちら。
ビールの本場ドイツから、「エッティンガー・ヴァイスビア」です。
よく冷やして、さっそく実飲。
見た目は日本の一般的なビールとそう変わりません。
しかし、みうけんのような素人が注いだにしては、上手に泡が出て美味しそうに注げますね!!
それもそのはず、日本のビールと違うところは、注いでもずっと泡がシュワシュワ言っています。
日本のビールだって泡はとめどもなく出てきますが、このビールはその激しさが段違いに勢いよく、いかに炭酸がしっかりしているかが分かるような気がしますね。
ちょっと置くと、泡の表面には大粒の泡がたくさん浮いてきては弾けて、を繰り返していて、そのピチチチチチチチという音がなんとも小気味よいですね。
グイッと飲んでみると、ガツンとくる酵母の香りと独特な風味。
これは生のドブロクで味わうような、分かりやすい酵母の味を感じる実に珍しいビールです。 最初はクセがあるな、と思ったけれど、この酵母のクセも慣れると深い旨味となって、口からノドへとグイグイと押し寄せてきます。
それもそのはず、このビールはあえて酵母を濾過せずに風味として活かしているビール。
日本のビールも美味しいけれど、ビールでここまで酵母を感じたのは初めてです。
このエッティンガーは1731年創業。
日本だと江戸幕府第8代将軍の徳川吉宗公の治世となる享保16年です。
それから、実に300年近くに渡って愛されてきた超がつく老舗。
飲み方にもこだわりがあるのも分かりますね。
このビールは、今までのビールに飽きた方、変わっているけれど美味しいビールが飲みたい方にはうってつけの商品です。
みうけんも気に入りましたので、これからちょくちょく「酒のやまや」で買って、ちょっと良い日に飲みたいと思えるビールです。