みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。
※記事は基本的に毎日18時に更新です。

1982年(昭和57年)日本映画「蒲田行進曲」

今宵の映画鑑賞です。

今回は、1982年(昭和57年)公開の日本映画、「蒲田行進曲」です。

こちらは角川と松竹の合作映画となっています。

 

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これは一言、やっぱり昭和生まれには昭和の映画があってますねぇという感想です。

 

ところは東映京都撮影所。ここでは、5年に1度撮影される超大作「新選組」の撮影真っ最中。

連日連夜の大掛かりな撮影の中、たくさんの俳優や脇役、監督、カメラさん、セットを作る人たち、給仕をする人たちで賑わっています。

 

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その中でもこの年、主役である土方歳三役をするのが倉岡銀四郎(風間杜夫)。

 

彼を「銀ちゃん」と呼んで慕う取り巻きの若衆(大部屋役者)を引き連れて、派手派手なキャデラックに乗って街に繰り出すなど豪放な人物で、恋人の水原小夏(松坂慶子)からは「純粋過ぎて子供がそのまま大人になったような人」とまで言われています。

しかし、あまりにも豪放すぎる性格が災いして多くの敵を作ってしまうということも。

 

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そんなある日、銀四郎が小夏を連れて取り巻きの一人であるヤス(平田満)の安アパートにやってきます。

その目的は、妊娠4ヶ月の小夏をヤスに押し付けようというもの。

 

銀四郎はファンである朋子(高見知佳)にうつつをぬかすあまり小夏が邪魔になり、ていよくヤスに押し付けようというわけです。

いやー、クズですね(笑

 

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それでも、純粋かつ銀四郎を慕うあまりに、嫌と言えないヤスは結局小夏を引き取ってしまいます。

最初はヤスのことを毛嫌いしていた小夏でしたが、自分勝手でわがままで、小夏の事を置き去りにしてばかりの銀四郎と違って、スタントマン顔負けの危険な役でもどんどん受けて日銭を稼ぎ、どうにか小夏に尽くそうとするヤス。

 

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高いところから飛び降り、爆発に巻き込まれ、文字通り満身創痍になりながら、決して笑顔を絶やさずに小夏に尽くすヤスに小夏も心惹かれるようになり、ついに2人は銀四郎の子供ともども結ばれる事になります。

 

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ここまでがこの映画の大まかな流れですが、この映画の見どころはいくつもあります。

まずは、結婚を決めたヤスと小夏が報告のために人吉のヤスの故郷に帰るシーン。

まさに村中総出のお出迎え。

 

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万歳三唱あり、バンド演奏あり、チアダンスあり・・・

もう何でもあり!!

まるで戦時中の出征兵士の見送りのようです。

 

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そして、デコレーションした軽トラで展開されるパレード。

これも、この発想がすごいですよね。

最近の映画にはこういう演出あるかなぁ?(法律とかの問題もあるでしょうが)

 

とにかく派手に。

とにかく豪快に。

日本中が元気だった、古き良き昭和の時代の映画の華やかさを思い出します。

 

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また、他のレビューでも書かれているように撮影所が誇るけれど誰も落ちてくれない、高さ39メートルの大階段からヤスが転げ落ちるシーン。

このシーンをすれば、顔は映らないのに良くて半身不随、悪ければ死亡するという大役。

 

これに、小夏と子供を養うために奮闘するヤスはチャレンジし、見事やりとげます。

実際はスタントマンを使っているのでしょうけれど、これは圧巻です。

 

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まぁ、当然と言えば当然ですが、まったく無事にはすまないヤス。

しかし、ただのキャストとして処理される大部屋詰めの売れない役者が、自分の体と引き換えにたった一瞬だけスターになれる瞬間だったのです。

 

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そして、もうすぐ産まれそうなお腹を引きずって心配のあまり雪の中を駆けつけた小夏。

彼女が見たのはパトカーや救急車が騒然とする撮影所でした。

小夏はここで雪の中に倒れてしまいます。

 

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ところ変わって、うつろになりながら目を覚ました小夏。

そこは病院のベッドの上で、子供ももうお腹にはいないようでした。

この世界が夢か現実か。

恐ろしくて目を開けることができない小夏でしたが、ついに意を決して目を開きます。

その時、小夏が目にしたものは何だったのか。

物語は意外なクライマックスを迎えるのです。

 
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この映画は実質、ヤスと小夏の恋愛物語です。

その反面、どうしようもない男の代名詞でもある銀四郎との愛の葛藤にも悩みつつ、しかし次第にヤスに惹かれていく小夏の変化ぶりを実に上手に捉えています。

 

そして、どこまでも笑顔で優しいヤスでしたが、階段落ちの前日に泥酔して「お前と、俺の子でもないガキを拾ってやったのは誰なんだ」と本音を漏らしてしまうヤス。

 

人間って酔った時にこそ日頃溜め込んでる鬱憤を晴らす人が多いですから、ヤスも内心では「自分の子ではない」事をずっと気にしていたのかもしれません。

 

この3人が、この後歩んでいく人生はどんなものでしょうか。

この映画には続編もあるそうなので、昭和の人情モノが好きな方は、是非とも見ておきたい一本です。

 

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