ハマの不夜城、しかして最近ではだいぶ大人しくなったアダルティーヨコハマの牙城・福富町西通。
コリアタウンの一面をも持つこの街に、いつしか台湾のダージーパイの店が出来ていました。
台湾のジャンクフード「ダージーパイ」は、鶏肉を薄く叩いて、五香粉や麻辣な味付けをし、タピオカ澱粉を混ぜた衣でカリッカリに揚げたもの。
最近タピオカブームが斜陽化して、ダージーパイを新たなブームに仕立て上げようと方々での企業努力が見られますね。
中華街などでは、肉まんばかりだった食べ歩き市場に少しずつ食い込んでいるようですが、こちら福富町にも堂々の進出です。
いちおうQRコード決済にも対応していて、さすがはキャッシュレス化の先陣を切る、中国台湾の資本だなと思います。
店内には、ボウルに入れた鶏肉が並べて置かれていましたが、これ全部1日で売れるのかな?
絶賛仕込み中ですね!!
入り口は狭く、なんとなく入りづらい雰囲気です。
中の様子が見えないと日本人は寄り付きませんから、これはなかなかハンデではないかな。
しかし中は意外と広々しているし、何気にお客さんもいました。
今回頂くのは「チキンハンバーガー」(500円)です。
ちゃんと包み紙も作ったんだね!
意外としっかりした大きさで、持った感じもズシッとしています。
包み紙をあけると、どこかのチキンハンバーガーのチェーン店で出てくるようなのが出てきました。
うーむ、見るからにサックサク!!
ふつうのパンズの中に、レタスとチキンが入っています。
チキンは真っ赤なソースが仕込まれ、なるほど五香粉の独特な香り。
「辛イノガイイデスカ!?」と聞かれたので辛めでお願いしたけれど、優しいピリ辛程度の辛さです。
これ一個でけっこうなボリュームがあるので、充分お腹いっぱいになります。
個人的に悪くはないなと思いますが、日本で商売をするなら日本人ウケも狙わなければならないはずで、日本人の「悪魔」という店名に対するネガティブなイメージと、中が見えなくてやたら入りづらい店舗外観がハードルになってしまっており、なかなか勿体ないのではないかと思いました。
まぁ、この街なら中国台湾人だけをターゲットにしても商売になるのかなぁ。
次回はダージーパイを食べに行こうっと。
備忘録としてメニュー写真を載せておきます。
再訪希望値:★★☆ 機会があれば
【みうけんさんオススメの本もどうぞ】
↓↓↓食べログもごひいきに願います↓↓↓
台湾元祖ジーパイ (レストラン(その他) / 日ノ出町駅、桜木町駅、関内駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.2