横浜中央卸売市場、青果棟内にある食堂です。
入っていくと、市場名物のターレーやフォークリフトが縦横無尽に駆け巡っているので、歩くのには充分注意が必要ですが、これぞ朝の市場!!という雰囲気を楽しむことができる穴場だと思いますよ。
前回は「二色丼」をいただきましたが、マグロのすきみに混ぜ込んであるゴマ油や豆板醤などがどうも馴染めかったのです。
なので今回はリベンジという事で「中おち丼」(1000円)にしてみました。
こちらはゴマ油などは使っていないそうです。
やはりマグロはマグロの味で食べたいですからね!!
まずは味噌汁をズズッて、胃の臨戦態勢をととのわせるのです。
う〜む、ダシがしっかりと効いたホッコリな味噌汁。
具材はわかめと豆腐がしっかり入っていて、これはバイクで寒空を駆け抜けた体をしっかりと温めてくれます。思わず、お椀をしばらく持って手を温めてしまいました。
きんぴらゴボウはジャキジャキで、甘辛のタレがご飯にあうね。
サラダは前回と同じレタスです。これはあってもなくても。
いよいよです。
中おち丼!!
ごはんが見えているので、中おちが少ないのかな?? と錯覚しますが、やはりここは市場めし。盛りがケチケチしていることなんて、ありませんよね。
そう、ここの中おち丼は中おちをピラミッド状に高く持っているのでこういう見え方をするのです。
広げてみると、見た目よりたっぷりなのが分かります。
完全にごはんを覆ってしまいましたね。
わさび醤油を回しかけて一口頂いてみれば、そのトロットロさ、あまりのウマすぎさに、しばらく無言になってしまいました。
このお店はごま油を混ぜたネギトロが評価高いし、それは決して否定はしないんだけれど、個人的にはやはりごま油の味より、こっちが好みですねぇ。
豚でも牛でも、やはり一番美味しいのは骨付き肉であると思いますが、希少な本マグロの骨からこそげとった中おちですもの。
これが美味しくないわけがないんですよね。
やはり、こういう美味しいものは素材の味を楽しみたいところです。
ごはんは少し硬めで、この中おちの脂をよく受け止めています。
ご飯もたっぷりで食べ応えも充分!! さすがは早朝から働く漢(おとこ)たちの胃を満たす市場メシだけありますね。
もう、観光客向けの築地だなんて行く気にはなりません。
このお店は、また機会があれば是非とも再訪したいと思います!!
再訪希望値:★★☆ 機会があれば
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