みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

愛車はヤマハのシグナスX。 原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。
風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。
※いままではカタい文章の書き方でしたが、徐々に改めていきます。

バス停の人たちを楽しませる 高円坊の藤棚(三浦市)

三浦海岸駅から須軽谷を通り、武を通じて一騎塚の交差点に至る道が県道214号線です。

その中には「高円坊」というバス停があり、ここにバス停の屋根のようにして、立派な藤棚が育てられているのが目に入ります。


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この「高円坊」バス停は、かつては「藤棚」というバス停だったそうです。

昔はその名の通り、道幅いっぱいにアーチ状の「藤棚」が拵えられ、満開になる時期には紫の花が数えきれないほど垂れ下がり、実に見事な光景だったそうです。

 

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しかし、いつしか藤棚は徐々に撤去され、現在の姿になってしまいました。

道をふさぐような形の藤棚がトラックなどの通行の支障になっていた、というお話も聞いたことがあり、時代の流れとして仕方のない事ですが、少々残念な気もします。

 

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この藤棚は、もともとは江戸時代末期の嘉永6年(1853年)、浦賀にペリーが来航したころに植えられたものだそうです。

 

現在の藤の木は三代目で、これからも徐々に大きくなり、いつかはまた道いっぱいになってくれると嬉しいのですが、時代の流れから言えばそれも難しいのかもしれません。

 

かつて、わざわざバスに乗り多くの観光客が訪れたという高円坊の藤棚。

木は小さくなってしまいましたが、毎年たくさんの美しい花をつけては、今でもここでバスを待つ人々の目を楽しませてくれています。