石川町駅から歩いてすぐの所、ちょいと狭い裏路地にあるトルコ料理のお店です。
みうけん家はトルコ料理が好きなので、年に数回通っているお店ですが、今回はGoto イートで頂いたTポイント5000ポイントを利用すべく予約訪問した次第です。
いろいろ賛否両論あったGoto イートですが、あるものは使わないとね!!
まずは「ジェイハン オリジナルプレート 6種盛り合わせ」(2000円)
4種のディップ、トルコの白いチーズ、ブドウの葉のピラフ詰めとメニューにはありますが、ブドウの葉のピラフ詰めらしいものは盛られていませんでした。
赤いのは一口目にサルサソースを思い出すようなスパイシーなトマトの味。
また、ブドウの葉ではなくパプリカにピラフを詰めたようなものがあり、甘みのあるパプリカとコクのあるピラフの組み合わせがなかなかでした。
フムスはコッテリとして、ほのかな酸味とオリーブオイルの香りが食欲をそそり、ブドウの葉と思われるものもシャクシャクとした小気味よい歯応えが秀逸であります。
黒っぽいのは、ナスでしょうか。こちらも甘い野菜に酸味のあるヨーグルトがかけられていて、実に深い味わいです。
ドリンクに「アイランチェリー」(550円)。
見た目からしてなかなか美しいですよね。
アイランというのはヨーグルトドリンクで、軽い塩味がするものだそうです。
そのアイランをチェリージュースで割ったもので、なるほどこれは甘酸っぱくてサッパリしている。
果物の酸味を重視する、いかにも中東といった感じの味わいです。
「ピデ」(1400円)というのは、トルコ風のピザですね。
香ばしくゴマが香り、アッツアツにとろけるチーズがなんともたまらないお料理で、トルコ人はいっつもこんなもん食ってるのけ!? と嫉妬なくしては食べられない料理です。
イタリアなどのピザは普通は円形ですが、このピデは舟形をしているのが特徴的。
これはイタリアなどのピザの原型とも言われていますが、あつあつパンにあつあつチーズの組み合わせを考えるなんて、トルコ人は天才としか思えないわ!!
「キョフテ」(Sサイズ 1200円)は、通常サイズは1800円です。
キョフテは中東や地中海沿岸でよく食べられているミートボールで、コフタやクビデなどいろんな呼ばれ方をしていますが、西欧のハンバーグや東洋の肉団子と並んで、ひき肉を丸めた世界共通のレシピとも言えるものですね。
つなぎとして小麦の粉や玉ねぎを入れるところも似通っていますが、ここのキョフテは肉がミッシリとしていて密度が高いのなんのって!!
二つに割ると香り高いラムの肉汁ジュワァ〜なうえに、トマトやヨーグルトソースの酸味とコクが合わさって、これが美味くないわけがないのよ!!
さて、おかずがいっぱい出てきたところで忘れちゃならんのが「ジェイハン特製焼き立てトルコパン」(320円)です。
注文を受けてから一つ一つ生地をこねて焼き上げられるパンですから、実にあっつあつ。
パン自体もどっしりとした生地で香ばしく焼き上がってますが、たっぷり振られたゴマがなんとも香ばしいのです。
メインには「イシケンデルケバブ」(2000円)食べましょうよ!! という事で登場です。
キターーーー!! 肉!! 肉!!
ジューシーに焼き上げられた肉汁あふれるラム肉に、ヨーグルトとトマトソースがたっぷりとかけられた名物料理。
イシケンデルというのは、石健さんが出てくるわけじゃありませんよ。
紀元前300年ごろのギリシャの名君、アレキサンダー大王という意味だそうです。
肉の下に敷き詰められパンが、たっぷりの肉汁やトマト味を吸って、またうまいのです。
今回も大変美味しく頂きましたが、やはりトルコ料理というのはヨーグルトやチーズなど乳製品使いが実に巧みであるなと思います。
みうけんは個人的に乳製品や乳酸菌が大好きなので、何度食べても飽きない美味しい料理のオンパレード。
さらに店を切り盛りされているトルコ人のダンナ様と日本人の奥様がいつも仲良しで、見ているとこちらまでホッとさせられます。
このお店はランチやテイクアウトも頑張っていますので、これからも応援していきたいお店ですね。
また機会があれば再訪させていただきたいと思います。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
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