横浜根岸道路、野毛坂の交差点から少し下ったところにあるお店。
この道は原付でよく通りかかるし、「カレー」とだけ書かれたのぼりが1本だけ出ているのも気づいてはいました。
しかし、それだけで立ち寄る気になるわけでもなく、たまたまみうけんが愛読している横浜では有名な恰幅の良いグルメブロガーさんが絶賛されていましたので、ならば一度は経験せねばなるまいと原付を乗り付けた次第です。
入りづらいマンションのエントランスに入ると、さらに入りづらい緑のドア。
正直言って、事前情報が無かったら絶対に来ないお店です。
ドアにかけられた「営業中」の文字を見てホッとするわ。
今回はテイクアウトで、「ポークビンダルゥとケララフィッシュカレーのあいがけ」(1200円だったかな)を注文していました。
事前に「パクチーは大丈夫?」と聞かれていたので、「大好きです!」と答えていた次第です。
ちょっと全体写真を撮り忘れてしまいましたが、それはつまり「もう一回再訪して、きちんと写真を撮って再レポせよ」との神の啓示でもあるわけですね。
黄色っぽいのがケララフィッシュ、茶色いカレーがポークビンダルゥです。
ケララフィッシュはココナッツを効かせた魚のカレーで、優しい香りとスパイシーなさわやかさが効いています。魚特有の生臭さはなく、海に囲まれたスリランカと同じく魚に慣れ親しんだ南インドならではのフルーティーで美味しい魚カレーです。
茶色いポークビンダルゥは、元々はポルトガル料理というから驚きです。
今ではインド西海岸、ゴア地方の名物料理としてその地位を高めていますね。
本場ポルトガルでは、ワインビネガーやニンニク等に豚肉を漬けてから煮込むので酸味とフルーティーさが際立っていますが、インドバージョンは各種スパイスが加わるのでより深い味わいです。
ライスはもちろん、細長いバスマティライス。
普通の日本のご飯もいいけれど、やはりインドカレーにはバスマティライスが似合います。
そして、スパイシーながらも優しい味わいのスープがいい感じ。
さらに辛いのが欲しい方は、チリがついてきます。
このチリを舐めながらカレーを食べるもよし。カレーに混ぜて食べるもご自由です。
でも、やはり最初の半分くらいはこのカレーの味を味わってほしいわ!!
うんまいから!!
あ、写真にはありませんがパパドもついてきます。
パパドはどちらかというとオツマミのようなもんですかねぇ。
このカレーは色々と食材の種類も食べられるうえに、お値段も手ごろ。
細君も「うまいうまい」と言ってたくさん食べていました。
マスターも人柄がよくて、優しく丁寧だし、個人的にお気に入りのお店なので、またこれからも、足しげく通わせていただきたいと思います!!
御造作!!
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スパイスカレーと酒のアテ トリステッサ (インドカレー / 日ノ出町駅、桜木町駅、馬車道駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0