駅から近い立地ですが、一本裏路地に入った所のビルの2階なので知る人ぞ知るお店です。
横浜でベトナム料理といったら泉区のいちょう団地によく行きますが、みうけん家からは微妙に遠いのですね。そんな中、近隣の磯子区にて元気に営業されているベトナム料理屋さんがあるというのは、本当に心強いことですよ。
店内はテーブルがメインですが、お座敷もあります。
お座敷はいいですねぇ。靴を脱いでアグラをかいてくつろげるし、お子様連れにはとても居心地が良い空間です。
テーブル席も気取らない空間で、なかなか良いですよね。
実はこのお店、菊名ではそこそこ有名な人気店だったようです。
惜しまれつつ閉店しましたが、この度磯子にて新規開店となりました!
このお店は、男性のコックさんとキレイでかわいいウェイトレスさんの2人体制で切り盛りされています。お二人とも笑顔がとってもステキで、常にニコニコされているので、いるだけで本当に心が和むお店なんですよ。
さて、今回は何を食べましょうかねぇ。
「フオーフレームセット」(1100円)にしましょうかねぇ!!
正直、メニュー表には名前と写真しか載ってないので詳しい内容は分かりませんが、とりあえず鶏肉のフォー・ベトナムの鶏めし・生春巻き・揚げ春巻き・サラダ・デザートと言った感じでしょうか。
チキンライスというのか、鶏めしというのか。
正式名称が分からないのがもどかしいところ。しかし、この肉の風味が移ったご飯が実に食べ応えがあっておいしいのです。
味付けはなんだろうなぁ。食べても食べても飽きない味で、これは当たりだなと思いました。
生春巻きと揚げ春巻きは普通です。これといった特筆すべき点もないのだけれど、それでも日本でベトナムの揚げ春巻きが食べられるというのはありがたい事です。
サクサクカリカリ、中ジュワ~♬
たまに自分でも作ってみるんですが、こんな風に美味しくは出来ないんだよなぁ。
細君は「お好み焼きセット」(1100円)にしました。
上の「フオーフレームセット」のご飯が、バインセオに変わったもの。
バインセオ、何年前だったか生まれて初めて食べたときは巨大なオムレツかと思いました。それくらい衝撃的な料理だったなぁ。
初めて食べたのは、現在の細君と結婚してからです。細君はみうけんより食通で、アジア料理に精通しているのです。
こちらのバインセオも、みうけんとしては食べやすい大きさだし野菜もたっぷり。
あまり主張してこない味付けですが、それがいいんです。優しい味付けが好き。
一緒に出てくるフォーは、あっさりと優しいコクのスープがウリですね。
味が足りない人は足してくださってもいいしね!!
赤いのは唐辛子味噌で辛いです。お子様などにも食べさせる場合は、事前に言えば抜くか別添えにしてくださいます。
デザートは何でしょう? ホア・クァ・ザム? はたまた、チェー?
甘くて冷たいココナツミルクに、パンダンゼリーやタピオカが入っています。
これもあっさりした甘さで食べていてドギツくないので、後味もさっぱりです。
とはいえ、フォーはみんな子供に食い尽くされてしまいました。
大人はとても足りないので、追加で注文したのが「揚げ春巻きのせブン」(800円)です。
ブンというそうめんのようなビーフンに揚げ春巻きと野菜をたっぷりのせて、ニョクマムベースのタレをあえて食べるベトナムの定番料理。特に南部でよく食べられます。
ここのはすごいんですよ!!
何といっても揚げ春巻きがたくさん載っています。
これは満足度高いですねぇ。タレをかけていただけば、揚げ春巻きはガッツリ、麺と野菜はあっさりでいろんな味わいが楽しめますよ。
アツアツジューシーな手羽先は、甘い味噌のような深い味付けです。細君はピーナッツのような下味である、と評していました。
子供たちの食いつきも良くて、これは食べるべき逸品だと思います。
「バインミー」(580円)は、もう説明は必要ないと思いますがベトナムサンドイッチです。東京などでは800円とかしますが、ここのは580円!!
正直言って、いちょう団地の日本語が通じないような店に比べれば具は少ないし味付けも日本人向けかな、と思います。
この灯を消さないためにも、是非ともまたテイクアウトに来たいですね^^
先日テイクアウトで訪れたら、最近はコロナの営業で金・土・日のみのディナーだそうです。
テイクアウトもいろいろ融通が利いて利便性が高いですし、コロナなどにも負けずにいつまでもこの磯子の地で発展していってほしいと思います。
また情勢が落ち着いたら、必ず再訪させていただきたいと思います!!
御造作!!
↓↓↓食べログもごひいきに願います↓↓↓
ベトナム郷土料理 カイユァ (ベトナム料理 / 磯子駅、屏風浦駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5