みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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春日神社より取り寄せた子孫 相州春日神社の神鹿(横浜市戸塚区)

横浜市戸塚区の俣野町というところは、どの駅からも実に遠くて交通が不便なところでありながら、かつて横浜ドリームランドというテーマパークが作られた歴史がある。

その跡地の俣野公園の脇に、いっそう秀麗で朝日に映える真紅の鳥居と本殿を誇るのが相州春日神社である。


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このあたりは、もともと横浜ドリームランドの跡地であった。

昭和39年(1964年)に開園し、当時としては超高層のホテル「エンパイア」(現在は横浜薬科大学の図書館棟)を中心とした一大レジャーランドであったが、大船駅とドリームランドを結んだドリームランドモノレールがわずか1年で運行休止となるや、その立地の悪さが足かせとなって経営はふるわず、平成14年(2002年)に閉園して、現在その跡地は横浜薬科大学や俣野公園となっている。

 

この相州春日神社は、横浜ドリームランドを建設する際にその繁盛を願って、武甕槌神(たけみかづちのかみ)と経津主神(ふつぬしのかみ)を祭神として昭和39年(1964年)に奈良の春日大社の分霊を勧請したものである。 

 
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当初は「ドリームランド春日神社」と称されていたが、ドリームランドが閉鎖された頃には宗教法人として独立しており、「相州春日神社」と改名して現在に至る。

境内には春日大社から賜わった「神鹿」の子孫が飼育されており、奈良に行かずしても奈良観光の気分を味わう事が出来るのである。

 
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社務所では鹿せんべいが100円で販売されており、いつでも買い求めることができる。

こちらの鹿は餌をもらうとお辞儀をするというのも春日大社に倣ったもので、これは楽しそうであるな、と早速1つ買い求めてみた。

 

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他にもサツマイモ、食パン、人参、リンゴの皮なども好物であると案内板には書かれている。

逆に紙を与えてはならないというのは少々意外な気もするが、現代の紙は色々な薬品やインキが混ぜられているのがその原因かもしれない。

 

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鹿せんべいというが、これは人間が食べるお菓子にもよく似ている。

普通にお菓子なのかなぁ。見た目だけでは人間が食べても問題なさそうである。

 

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さっそくせんべいをもっていったが、いくら見せびらかしても微動だにしない鹿さんたち。

おなかいっぱいなのか? 少々拍子抜けしてしまう。

大枚100円もはたいたから、少しは興味を示してほしいところであるが。


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一頭だけこちらに向かってきた小鹿も、すぐに踵を返して戻って行ってしまった。

集まってくるのはカラスばかりであり、これはがっかりである。

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仕方なくカラスも神様のお使いと自らに言い聞かせて、カラスに食べられてしまうのを承知で檻の中にせんべいを投げ入れてきた。

後で振り返ると、たくさんのカラスが集まっていた。

 

今回は残念だったが、またいつか春日神社の鹿の子孫たちにせんべいをあげに来てみたいと思うのである。

これはまた次回の課題となった。

今度はいつ来るかわからないが、必ずリベンジしに来るとしよう。

 

 

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