地下鉄イテウォン駅近くの雑居ビル2階にある、이바돔감자탕 이태원점(イバドムカムジャタン イテウォン店)。
正直、珍しくもないチェーン店なんですがハズレがないしね。
24時間営業なので夜中や早朝でも利用できて便利なのでよく利用しています。
店内は広々としていて清潔。
店員さんもにこやかで、なかなかよい雰囲気ですねぇ。
韓国のお店のおばちゃんは、チェーン店であってもマニュアルマニュアルしていないので個人的に落ちつきますね〜。
入店して、まずはオカズがビシッと登場。
まずは定番のキムチ。
浅漬けでサッパリしてるなぁ。
右にあるのはワサビだれ。
日本のワサビ程濃くはなく、サッパリしたワサビ風味のタレで、肉をこのタレにつけて食べるとアッサリと頂けちゃうのよ。
肉の味ばかりに飽きた中年向けのメニューならではの配慮でしょう!
次に、出てきたのが生の唐辛子とタマネギ。
日本だったら有り得ない組み合わせだけれど韓国では定番です。
左上の味噌をつけて頂きます。日本のモロキュウみたいなもんだな!
これもまた、脂っこくなった口をサッパリさせてくれる作用がありますよ。
この唐辛子は辛くないのと辛いのがピンキリで、ある意味でのギャンブル感がハンパねぇな!!
韓国人の義兄は、どれが辛いか分からねぇ!!
これはロシアンルーレットならぬコリアンルーレットだ!なんて戯言いながら食べてましたが、まさにその通りかと。
カクテキはしっかり浸かっていて美味なるかな。
今回の注文は、「명품감자탕」(ミョンプンカムジャタン・名品カムジャタン)、小サイズ30000ウォンです。
この店のオススメなんですが、メニュー写真ではずいぶんモリモリですよね。
お酒は「소주」(ソヂュ)。
いわゆる焼酎ですな。
チャミスルとチョウムチョロムがありましたが、みうけんはチャミスルが好きなので、チャミスル ハナ ヂュセヨ!!
やはりアツアツでピリ辛な韓国料理には、キンキンに冷えた甘いチャミスルがいちばんよく合うのよ!!
うまいからってあまり飲むと足を取られるから気をつけて!!
そして、どーん!!
抱えるような大きさ、これで小サイズですってよ奥さん!!
これが、どのサイズでも鍋の大きさは変わらないんだけれ、中身の量が変わってきます。
小サイズで2〜3人でお腹いっぱい食べられますよ。
パッと見た感じ、メニューの写真に比べて少ないような感じがしますが、おたまで救えば大量の野菜が入っています。
ほかにじゃがいも、きのこ、エゴマの葉など。
ダシ汁に味噌、とうがらし粉をベースに味付けしてエゴマの粉を大量に入れて煮込むのがカムジャタンの旨さの秘訣よ。
背骨には大量の肉がついているので、箸でホジホジして食べた後は豪快にしゃぶりついて余すところなく頂きましょう!!
この背骨と肉は、手の指を広げたくらいの大きさ。
数えてないですが6〜8個入っていたと思います。
しかし、これらはピリ辛なので子供達には不評この上ないな。
ならばと、「감자만두」(カムジャマンドゥ)を注文ですよ。
カムジャはじゃがいも、マンドゥは肉まんのこと。
日本語のまんじゅうと同義語ですね。
メニュー表での説明によれば、皮をジャガイモで作ったので皮がもちもちなんだそうです。
中にはニラ、肉がしっかり入っていますが優しい味わいで、たしかに皮がモチモチでステキな味わいですな。
5個3000ウォン、10個6000ウォンなんですが、5個食べたらスゴくうまかったので、もう5個追加しちまいました。
最初っから10個頼めって怒られちゃうよ!!
さぁ、鍋の中身を食べ尽くしましょう。
中身がカラッとなったら、チョギヨ!! パブル ポッカヂュセヨ!!
汁を少しだけにしてからの〜
ごはん、えごま、のりをビタン!! と入れて〜の〜。
強火でジュージューパチパチ言わせながらの炒めゴハンです。
ゴハンを炒めずにカムジャタンを語ることなかれ!!
華麗に炒まったら、スプーンでガリゴリこそいでいただきます。
みうけんはカムジャタンも大好物ですが、〆の炒めゴハンが食べたいがために通っているフシもありますな。
さらに、「메밀막국수」(メミルマッククス)も注文。
これは、いわゆるモチモチなそば。
ただし冷麺のようにユクスという牛ダシスープに入ってきて、キンキンに冷たいです。
のり、生野菜、卵など具材もしっかり入り、冷たいスープと麺で口の中から心の奥までキリッと引き締まる思いですな。
あまりの旨さにビールまで追加。
や〜、やはり韓国料理には韓国の酒!! 良い感じにほろ酔いです。
やはり、イバドムは無難でいいですね。
東大門のカムジャタン通りも好きですが、イバドムやウォンダンなどのチェーン店もすてたもんじゃないと思います。
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이바돔감자탕 이태원점 (韓国料理 / 梨泰院 イテウォン)
夜総合点★★★☆☆ 3.5