福富町。そこは、夜ともなれば客引きと酔っ払いとチンピラとオネーさんしかいなくなる、横浜の歌舞伎町。
その脇には新大久保よろしく神奈川県でも大きめなニューカマー系のコリアタウンがありますが、その中でも古参な部類に入るのがこちら「ヤンさんの台所」で、近くにある「李さんの台所」とは親戚関係らしいのよ。
10年ほど前は、横浜で日韓交流会を主催していたこともありまして、毎日のように通った店でもあります。
最近随分ご無沙汰でしたが、その頃と店の構造はまったく変わりませんね。
こちらのランチは比較的控えめなお値段で頂け、さらにパンチャン(おかず)がついてきます。
このパンチャン、10年前はお代わりできたけれど今はどうかな?
今回は「スンドゥブチゲ定食」(860円)にしました。
まず、やはり出てきたパンチャン5皿。
もやしナムル、魚肉ソーセージの卵焼き、ナスキムチ、ほうれん草のナムル、白菜キムチです。
続いて出てきた!
スンドゥブチゲとごはん。並べてみるとなかなか壮観ではありますな。
トゥッペギなる土鍋でグツグツと煮えている真っ赤なスープの中には、たっぷりの豆腐、卵、ネギ、しいたけ、えのき、あさりと具沢山。
辛さにコクがあり実にうまいのです。
ただ見るからにグツグツしてるから、火傷には注意してくれ!
豆腐はかなりたくさん入っているわね。
豆腐は健康に良いし、いくらでも食べられてしまうわ。
このカラウマなスープ。
たくさんの具。これで白いごはんがススまないわけはないのであります。
最初はチゲをつまみに白いごはんを半分食べて、残りの半分はカフェ・ロワイヤル・イン・スンドゥ〜ブ。
これは韓国人の妹から教えてもらった食べ方。
白いごはんでも楽しめて、おじやとしても楽しめて、一粒で二度美味しい白ゴハンとスンドゥブの二段活用法なのであります。
最近はなんとなく足が遠ざかっていましたが、やはり韓国料理とキムチはみうけんから取り上げたら生きてはいけません。
以前ならキムチを3回くらいおかわりしましたが、今は塩分を気にして辞退。
そのかわり、また美味しい韓国料理を福富町に食べに来たいと思います。
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