みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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2004年(平成16年)アメリカ映画「炎のメモリアル(原題:Ladder 49)」

2004年(平成16年)アメリカ映画「炎のメモリアル(原題:Ladder 49)」

 

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アメリカのボルチモアで、人命救助に命をかける消防士たちの姿を描いた映画です。

作中では言及されていませんが、アメリカ同時多発テロ事件の際に活躍した多くの名も無き消防士たちに敬意を表し制作されたとされています。

 

過去に消防士を主人公にした映画はたくさんありましたが、だいたいが大災害に立ち向かう凄腕消防士の話であるのに対し、この「炎のメモリアル」はまだ未熟だった若手消防士が数多の試練と経験のもとたくましく成長していく話となっています。

 

この映画の見どころは火事現場だけにとどまりませんが、とりわけ火事のスケールも凄まじく、火事というよりも炎の津波、炎の滝、炎の怒涛と表現した方が良いのかもしれない程で、いくら大国アメリカとはいえ火事までこんなにスケールが大きいのかと思ってしまいます。

まぁ、ストーリー的にすぐに消えてしまうボヤではお話にならないのも分かりますが、日本の消防士だったら一生に一度あるかないかの空をも覆うような大火災が、映画の中に何度も何度も出てくるのは、それはそれは大変なもの。

 

さらに、個人的に印象に残っているのが、ブーツや作業服を身につけたまま寝ている隊員たちが、金属をカナヅチで叩いたような「ギィィィン!!」という思い出したくもない嫌な音で始まるサイレンと、クルクル回る赤色回転灯で叩き起こされ、ただちに出場していく光景。

 

仕方ないっちゃ仕方ないんですが、もっと寝起きに良さそうな音はないもんかと思ってしまいます。

 

話の後半、穀物倉庫での救助作業中に起きた爆発で投げ出され、自力での脱出が不可能になってしまう主人公。

そこで、なぜ自らがわざわざこのような危険な任務についているのか、回想するシーンがあり必見です。

 

全国の消防士や消防団のみなさん、消防の道を志す方に是非とも見ていただきたい映画です。

 

 

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