みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。

歴史と民話とツーリング-横浜市港北区

勉学に生きた高僧 印融法印の墓と三会寺の幼稚園児たち(横浜市港北区)

JR小机駅から岸根に向かう横浜上麻生道路を東進し、鳥山川を渡る手前にある三会寺入口という交差点を入ると、秀麗な山門の瑞雲山三会寺がある。 東国八十八ヵ所霊場25番、旧小机領三十三所子歳観音霊場2番である。 この寺の創建年代は明らかになってい…

今なお里に残る「おいづか」の伝説(横浜市港北区)

地下鉄の北新横浜駅を降りて西口へ出て、新羽小学校や新羽中学校の建つ丘へ向かって歩いて行くと、いかにも旧道然とした曲がりくねった道に出る。 小さな道祖神の背後にはコインパーキングや月極駐車場があるのだが、そのさらに背後のこんもりとした塚が、地…

雨水の穿ちが徳本上人の高徳をあらわす 専念寺の揮毫石塔(横浜市港北区)

横浜市営地下鉄の北新横浜駅から、地図で新羽小学校を目指していくと、新羽小学校が立つ小高い丘のふもとに浄土宗の古刹である亀甲山専念寺があり、これこそが戦国時代末期の慶長6年(1601)に耕公上人が開山したとされる由緒ある古刹である。 亀甲山と…

港北区に今なお伝わる「いのちの池」を訪れてみた(中編・「の」の池編)

(前篇・「い」の池編からつづき) www.miuken.net 港北区師岡に残された「いのちの池」のうち「い」の池の見学を終えて、歩みを「の」の池に進めることとする。 「の」の池は師岡熊野神社の境内の奥にあり、それ程規模は大きくはないものの今でもきちんと整…

港北区に今なお伝わる「いのちの池」を訪れてみた(前篇・「い」の池編)

東急東横線の大倉山駅を降りて綱島街道に出る。そのまま字の通り綱島方面へ向かい、途中で住宅街に入って行く細い路地を進むと、八咫烏信仰がサッカーW杯に勝利をもたらすとされ、若者にも信仰を受けている師岡の熊野神社がある。 この神社の前にはかつて農…

復活したワラ蛇の神事 「注連引百万遍」の由来(横浜市港北区)

横浜市営地下鉄で新羽駅と北新横浜駅を降りた地域は、平成になってから一部の町名を「北新横浜」と風情なく変えてしまった地域もあるが、古くから新羽という地名であり、昭和の中ごろまでは一面の田んぼと丘が広がる農村地帯であった。 その新羽には現在でも…

今なお信仰する 菊名池弁財天の秘話(横浜市港北区)

東急東横線の妙蓮寺駅を降り、今なお活気ある妙蓮寺駅前商店街を抜けると、かつてため池であった菊名池のほとりに出ることが出来る。 菊名池は水道道に分断され、北側は菊名池として、南側は妙蓮寺プールとなっているが、かつて戦前まではひとつの大きな農業…