みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。

歴史と民話とツーリング-厚木市

道端にたたずむいにしへの古墳 源氏河原の塚(厚木市)

本厚木から愛川へと向かう国道412号線を北上して、公所海道の交差点から左へ入る脇道にそれ、また412号線に沿うようにして北上していく。 途中、荻野川にかかる源氏橋を越えていくと、ほどなくして右手にこんもりとした塚が残されているのが分かる。 …

山里の奥に残された源氏の痕跡 源氏河原の伝説(厚木市)

本厚木から愛川へと向かう国道412号線を北上して、公所海道の交差点から左へ入る脇道にそれ、また412号線に沿うようにして北上していく。 しばらく進んでいくと荻野川に源氏橋という橋がかかり、その脇には目立たない石碑がひっそりと残されているのを…

生きる事の辛さを今に伝える 尼の泣き坂(厚木市)

小田急線本厚木駅から北西に進むと、県内では指折りの進学校とされる神奈川県立厚木高等学校がある。 その正門の前の下り坂を降りていく。 この坂自体は学生の通学のために比較的最近に切り開かれたもののようである。 この坂を脇道にそれると、すぐ脇に「尼…

いにしへより子供たちを見守り続ける用野観音堂(厚木市)

小田急線本厚木駅から愛川町へと向かう国道412号線を北上すると、愛川町に入る手前の荻野の里に差し掛かる。 この荻野の里を、小さなせせらぎとなって流れる荻野川に沿ってさかのぼると、一段高い階段の上に、今では無人となった寂しげな用野観音堂にたど…

静かに村人を見守り続ける 広沢寺の下向き地蔵さま(厚木市)

小田急線の愛甲石田駅から丹沢大山へ向かい、7キロほどバイクを走らせると山深い秘湯である七沢温泉に入っていくことができる。 と、そのさらに奥に広沢寺温泉郷という鄙びた温泉があり、うっそうとした杉木立の中には沢と民家が数件建つのみであり、まさに…

のどかな農村の鎮守 チンチロリンダイジンサン(厚木市)

喧噪華やかな本厚木駅をはるかに離れ、国道412号線を愛川に向かって北上していくと、やがて荻野の里にたどり着く。 412号線から西側に入り、荻野川を渡ると曽根神社という村社があるが、そのさらに山奥に入っていくと通りから奥まった行き止まりの農道…

死者の願いを託された 美しき地蔵菩薩の造像(厚木市)

ある春の日、桜が満開になる厚木市の飯山温泉郷を訪ねた。 飯山温泉郷の入口には小鮎川という小川が流れているが、その橋を渡って参道をまっすぐ行くと飯山観音である。 この飯山観音は古来より縁結びの神様として知られ、かつて競馬場だった飯山グラウンド…

下川入諏訪坂に残された 男根信仰の子授け地蔵菩薩(厚木市)

小田急線の本厚木駅から北がわ、中津川と相模川に挟まれた地域を南北に貫く厚相バイパスをずっと北上し山際交差点を左折すると、地域の鎮守である諏訪神社があり本殿は文化14年(1817年)の建造であるが、この近辺では南北に長く河岸段丘が続く地形と…

長福寺に残る 子育て観音と魚籃観音の彫刻美(厚木市)

JR相模線相武台下駅を降り、南側の県道42号線から相模川を渡ると長福寺という曹洞宗の寺院がある。 ここまでくれば駅からも遠く離れ、訪れる人もまばらな寂しいお寺ではあるのだが、詳しい縁起は分からないものの古い歴史を持つであろうことは境内に並ぶ…

見るも悲しき 岡津古久の墓石と石塔郡たち(厚木市)

ある小春日和の日、厚木市で用事を済ませると、そのまま少し散策することにした。 このあたりは岡津古久と呼ばれ、山を切り開いた自動車会社の技術センターがある以外は、のどかな農村地帯となっており、通りには歩く人もまばらである。 古来、岡津古久・津…

今なお語り継がれる 津古久峠のヤマトタケル伝説(厚木市)

厚木市とは言っても喧騒華やかな雰囲気の本厚木から遠く離れ、岡津古久という地域に来ると、町が一つ入ってしまいそうな広大な面積を誇る日産テクニカルセンターがある。 もちろん日産テクニカルセンターの構内には部外者は入れないが、そのすぐ脇に山を切り…

大山みち:道しるべのお不動さまたち(厚木市・伊勢原市)

神奈川県には、「大山みち」というのがあります。 地名を冠した道は、危急の際に「いざ鎌倉」と武士が馳せ参じた「鎌倉みち」、昔は一大商業港であった現在の金沢区に続く「金沢みち」などありましたが、「大山みち」は伊勢原市の大山不動尊に続く道です。 …